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なぜとてつもなくダメな商品が出てきちゃうのか

新商品、新サービスのニュースを見ていると、「誰が買うんだ?」と首をかしげることがあります。

おいしくない食べ物、使い勝手が悪いサービス、いつ使うの不明な新機能。消費者からすると、売れないことはほぼ確実で、「こんな企画がよく通ったな」と思っちゃうんですよね。なぜ、こんなことが起きるのでしょう? 妄想してみます。

新商品は社内の相対比較で決まる

新商品は、「商品企画部」系の部署が担当します。ここの人たちは、新しい商品を作らないと、存在する意味がありません。なので、必要性はおいといて、とりあえず候補を作らないといけません。たとえ全部ダメな案だとしても、提案はする必要があります。

アイデアが思いつかない時は、現場や顧客へのアンケートを行うこともあります。しかし、彼らが自分の要望をすぐに言語化できるとは限らりません。しぶしぶ意見をひねり出すこともあります。つまり、本来の要望からずれたものが出る可能性があるわけです。それでも、企画部の人たちは、提案のためにこんな意見でも飛びついて採用します。

彼らの上司である、課長や部長や役員たちが「今期は新商品なし」という結論を出すことはありえません。「今まで毎期出しているから」「さらなる成長のためには必要」と、新商品を出すことは決まっています。なので、候補全部がダメでも、どれか1個は選びます。「本当は全部イマイチだけど、これが一番マシかな」みたいな感じで。

新商品担当以外の部署がその選択に驚くかもしれません。「まじであんな商品作るの? 売れないでしょ」といった反応です。しかし、それを声に出すと、「では代案を」という話になるので、陰でこそこそ批判はしつつも、表向きに協力はします。

こうして、むりやり出した新商品候補から、惰性でどれかが選ばれ、社内の賛同なく新商品が出る、という悲劇が生まれます。消費者は、「もっとダメダメな候補」という社内の相対評価を見ることはありません。あるとすれば、「市場での」相対評価であり、それで見るととてつもなくダメ、という結論になるわけですね。

ま、カリスマ経営者の独断による新商品という別ケースの悲劇もありますが。

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