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「俺すげぇ」アピールの波及効果

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こういうアピールする人いるよね。

「自分に自信があってガンガン自分を売り込んでくる、『俺すげぇ俺すげぇ』と言い続けてる人にしか興味を向けない業界、組織、影響力ある個人がある。」 「そういう業界、組織、個人は自分も自信があるし忙しいから、そうやってガンガン売り込んでくる自信たっぷりの人しか相手にしない。そうじゃない人は『才能がないから自信もなく萎縮している。だから相手をする必要なし』と考えている」 「俺すげぇ」の自己アピールがすごい人たちの行動原理 | ShortNote

この記事では「こういう人たちに承認された成功体験があるから、『俺すげぇ』アピールをする人は、それをやめられないんじゃないか」ということも書かれています。

確かに、それもあると思いますが、「遠くの人への波及効果」も寄与していると思います。

この波及効果には2つのステップがあります。

1つ目は、「周辺からのいやいや承認」。「俺すげぇ」アピールをしてくる人に、面と向かって「いや、たいしたことないですよね」とは言えませんよね。どれだけ過剰反応されるかわかりません。なので、まわりは「確かにすごいですね」といやいや承認することになると思うんですよね。めんどくさいことに巻き込まれたくないという、消極的な承認です。

そして2つ目が「周辺の承認を見てからの承認」。上で書いた「周辺の承認」を見た時に、それが消極的な承認だとわからない人もいます。承認の演技がうまいのか、その人が鈍感なのか、どちらに原因があるかわかりませんが、誤解する人は多いでしょう。自分で良い悪いの判断ができない、判断材料が少ないなどの理由で、「まわりがすげぇといってるから、きっとすげぇんだろう」と考える人もいます。

こうなると、「俺すげぇ」アピールをする人から少し距離がある人たちには、「確かにすげぇかも」と映ってきます。これがさらに「俺すげぇ」を増幅させ、「俺すげぇ」の中毒性にそまってしまう、と。

繰り返しアピールによる、サブリミナル効果を狙ってる可能性もありますけどもね。遠くからのポジティブな声を聞いて増幅させちゃう効果の方が大きいんじゃないかなぁ。

(888文字)