今日も8時間睡眠
888文字のブログです

無意識のうちに行列を受け入れていそうな話

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特に答えのある話ではないんですけれども。

例えば、ラーメン屋でラーメンを注文したとします。ところが、できあがるまでに30分かかると言われました、と。たぶん、ほとんどの人が怒るんじゃないですかね。実際には怒らないにしても、不満に思うんじゃないですかね。ところが、これが、店に入る前に30分行列で待って、店に入ったあとすぐにラーメンが出てきたとするじゃないですか。そしたらべつに怒らないと思うんですよね。なぜなんでしょう。謎です。同じ待ち時間なのに。

行列で並んでる方が大変だと思うんですよね。店の中は冷暖房もきいてるし、椅子もあるし、快適じゃないですか。どう考えても行列の方が不便ですよね。なのに、行列で並ぶ方が客は怒らない。いやむしろ「流行ってる」とか「名店だ」みたいな評価になる。

こんな状況なら、どこのラーメン屋も椅子の数を増やさないですよね。東京は土地が高くて店の面積を広くできないというのもありますが、そもそも店を広くするメリットがないわけです。広くして店の中に客を入れてしまったら、すぐにラーメンを出さないといけませんからね。

前に店でラーメンを食べながら、もし席の数を増やしたらどうなるだろう、って考えたときに、上みたいなことを思ったんですよね。

他にも、行列といえば、東京ディズニーランド。例えばスプラッシュマウンテンに2時間かけて並ぶっていうのはよくあることです。不満な人はいるけど、大抵の人は受け入れてます。しかし、スプラッシュマウンテンにすぐに乗れるけど、乗ったまま出発するまで2時間待つってなると、たいていの人は受け入れられないと思うんですよね。効果はいっしょだと思うんですけど、たぶんみんな嫌がると思います。少なくとも、僕は無理です。

これも、乗り物に乗ったままの方が、待つこと自体は楽になってると思うんですよね。座ってるわけだし。でも、なぜか耐えられません。

きっと「この行列は仕方ない」というのを頭のどこかで学習しているんでしょう。また、行列だと途中で抜けられる分、心理的にいいのかもしれません。もしくは、だんだん短くなる列に一定の不満解消効果があるんですかね。

(888文字)