今日も8時間睡眠
888文字のブログです

「しょうよん」と「しょうゆ」

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この3連休は、小4問題でネットは大騒ぎだった。

小学4年生が「どうして(国会が)解散するんですか?」というサイトを作ったのだが、実はそれはあるNPOの代表がなりすまして作ってたものだったということで、大炎上した。この3連休、どこにも行かずにネットしかしてない僕みたいな人は、全員この事件を知ってるんじゃないかな。僕も問題のサイトを見たけど、一瞬で小4が作ったサイトではないってわかったけどね。できすぎでしょ。本気にしてた人いたのかな。もっとネタネタしてたらよかったと思うんですけどね。

今日はそんな炎上話に火を注ぐ話ではなくて、ですね。

この事件を受けて、自分が小学生の時って何考えてたろうな、とふと思ったわけです。政治に関心がなかったことは断言できるんだけど、何に関心があったかはまるで思い出せない。何を考えていたのか。いやたぶん何も考えていなかったんだろうな。

僕は今までに何度か引越しをしていて、そのたびに思い出の品が減ってるんだけど、小2のときの文集がなぜか生き残っている。たぶん、いつ読み返しても意味不明だから残ってるんだろう。

小2の締めくくりに、みんなで書いた文集。普通の人は、友達と遊んだとか、家族と旅行に行ったとか、そういうことを書いてる。うん、うん、普通だ。いかにも、文集で書きそうなことだ。

しかし、僕が書いた話は「しょうゆを買いに行った話」。

なぜだ、なぜ小2を締めくくるエピソードが「しょうゆ」なんだ。

「しょうゆを買ってきて」と親に言われて、一人でチャリに乗って買ってくるというエピソードだ。自分一人で買いに行ったのが初めてだった、いわゆる「はじめてのおつかい」ってやつだったのかもしれない。もはや覚えてない。が、なんにしろ、このチョイスはないだろう。

まぁ小学生なんてこんな思考回路なので、「どうして解散するか」なんて考えるわけがない。主語がAKBならまだわかるけど、国会のことなんて考えないだろうなぁ。

もし僕が犯罪者になったとしたら、この「しょうゆ」文集が公開されるかもしれない。そのときは、あぁここのブログ主が捕まったんだな、と思い出していただけると幸いです。

(888文字)