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なぜ研究テーマは先生と相談して決めるべきか

前に、京大物理の先生が院生向けに書いた「大学院生へのメッセージ」を紹介し、「仕事に思い入れのない人も認めるべきでは?」や「学生の優秀さと研究者の優秀さ」という記事を書きました。今日もこの記事に関することを書きたいと思います。

記事の後半で、研究の仕方や研究のテーマ設定に関して、次のようなアドバイスがあります。

若者同士で語り合うのはとてもいいと思いますが,独立心が強くてシニアにアドバイスを求めないのは得策ではありません

論文の輪講を自分たちでやったりするのも大変良いのですが,専門家のコメントをきいてみることも大事です.むしろシニアの人を自分のために利用するつもりになって,なるべく直接話して意見を聞くようにすればいいと思います

何でも自分で進めたいという独立心があるのはいいのですが,研究テーマ選びを自分でやろうとするのには失敗例が非常に多いので,私としてお勧めはしません(中略)一時的に自由を謳歌したものの,その後は人生が楽しくなくなった(としか思えない)人をたくさん知っています

先生が院生に送るメッセージなので、「ちゃんと先生に相談しなさいよ」というのはある種のポジショントークが含まれてはいます。しかし、このように「めんどうみますよ」と歓迎してくれる先生は多くはないので、ここの学生はとても恵まれているなぁと感じます。

さて、この「研究テーマ選び」ですが、これは「学生の優秀さと研究者の優秀さ」でも書いた通り、「これから自分が解こうとする問題の設定」に当たります。そしてこれがほとんどの場合、論文のテーマになります。修士や博士の場合は数年で論文を書き上げなくてはならない、というのが決まっているので、「数年で解けそうにない問題」を設定してしまうと、自動的に留年が決まってしまいます。

「その未解決問題がどれだけ難しいか」というのは、「解決可能な問題を解く」ことと同じ次元では測れません。より高い視点、より広い分野への知識がないといけないため、学生だけで答えを出すのはほぼ不可能です。そのため、少なくとも研究テーマの選定に関しては、先生に相談するのが正しい、といえるでしょうね。

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