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「今の若者は大変だな、選択肢がたくさんあって」とその人は言った

前に、50代の人たちと飲みにいく機会がありまして。初対面の人もいたので、僕は自分のことを少し話したんですよね。会社で10年くらい働いてたけど、去年退職して、今は無職です、って。そうしたら、

「今の若者は大変だな、選択肢がたくさんあって」

って、その人に言われたんです。その言葉が、印象に残ったんですよね。

昔は、「大学卒業後に、どの会社へ就職するか」を決めたら、そこから先ってあんまり選択肢ないですよね。会社の中でどこまで上に行けるかってのを目指すだけで、わざわざ会社を辞めるという選択肢を出してくる人はそう多くはない。もちろん、会社の規模が大きければ上を目指す道は何パターンもあって選択しないといけないけど、会社の外への道を考えることは少ない。

でも今は、会社に入って3年くらいで転職する人は多いし、10年くらいで転職する人も多いし、マネージャーになるような歳で転職する人もいる。ITの発達や会社設立のハードル低下によって、起業という選択肢もそんなに力まずに手が伸ばせるようになった(この先生きのこるには、力まないといけないけど)。自分の将来の選択肢がたくさんあるということは、精神的なゆとりができるという意味ではいいんだけど、就職してからも迷い続けないといけないという点ではあまりよくないかもね。

「もうこの会社で骨を埋めるんだ」って覚悟ができていたら、ちょっとくらい苦しいことがあっても、そのままやっていくだろう。でも、今のように、すぐ手の届くところに他の選択肢がちらついちゃうと、まずいよね。苦しいことがあると、逃げちゃうよね。他の選択肢に飛びついちゃうよね。ただ残念なことに、別に他の選択肢が正解っていうわけでもないんだよね。

少し前に書いた、「退職」という名の一大プロジェクトについてという記事にも書いたけど、他の選択肢をとること自体が目的になっちゃうと失敗する確率は高くなると思う。今の問題を解決するために、他の選択肢をとる、ってならないとね。

ちなみに、上の退職記事、今の段階で60もはてブがついてて結構読まれてる。みんな迷ってるんだろうなぁ、たくさんある選択肢を前にして。

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