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「しくじり先生」ゴールデン進出は、しくじりそうでイヤな予感しかしない

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深夜枠からゴールデンにうつる番組は今までたくさんあったけど、成功した番組って思いつかないんだよね。だいたい中身が大きく変わったり、過激さが抑えられたりして、おもしろくなくなって終わる、っていうパターンになりがちな気がする。

で、僕が今まで見ていた番組の一つ、「しくじり先生」も4月からゴールデン進出ってことで、この番組自体がしくじりそうで、本当にイヤな予感しかしない。

「しくじり先生」は、「しくじった結果落ちぶれてしまった」というような人に先生として登場してもらって、その先生のようにしくじらないようにするにはどうすればいいかを教えてもらう、という番組。お笑いのコンテストで賞をとったのに売れ損ねた芸人とか、一発屋にやってしまった人とかが、今まで先生として呼ばれてた。ちなみに、ゴールデン初回は、ホリエモンが先生として登場する。

この番組って、ていのいい「あの人は今」だと思うんだよね。そこまで消えてしまったわけじゃないんだけど、全盛期に比べたら全然テレビに出なくなった人が出てくるので、妙な懐かしさを感じる。出てくる人は、自分のしくじった経験を語るので、基本的にみんなぶっちゃけモードになってる。時効を迎えたと割り切って、いろんな暴露話が出てくる。こういうのがこの番組の面白さなんだよね。

ただ、これをゴールデンでやると、出てくる対象の人が少なくなっちゃう気がするんだよね。ゴールデンだとあんまりしょぼい人は出せないし、かといって「しくじってないじゃん」っていう人を出すのも違うし。ゴールデンだと話せないネタってのもあるかもしれない。先生役=ネタがなくなって終わり、みたいなことになっちゃう気がするんだよね。

今は30分番組で、短いなぁと感じることもあるけど、毎回60分にしたら中身が薄くなりそうなんだよなぁ。例えば、フルーツポンチの回は60分にするのは無理だったと思うんだよね。石田純一や杉村太蔵の回は60分でいけると思うけど。薄くなった中身を埋めるための新コーナーが始まって、そっちがメインになって、ってなると、完全に番組終了フラグなんだよね。

しくじってほしくないんだけどなぁ。

(888文字)

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