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シュールゲームは、大手ゲーム会社と戦う有効な戦略の一つ

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これを読みました。

「アプリは儲からない。2年で収益12,962円(時給4円)」異端開発者「クリーニングス」がそれでもクソゲーをつくり続ける理由。 | アプリマーケティング研究所

この記事を読む前から、なぜかクリーニングスさんのことは知っていて、気にはなっていました。僕もスマホアプリを作っていて、その関係でネットを徘徊していたときに見つけたと思うのですが、あまりに(シュールさの)レベルが高いアプリに驚きました。世界観がまったく理解できません。あとごめんなさい、レベルが高すぎて一度もインストールしたことありません。

クソゲーの定義は人によって違うかもしれませんが、簡単すぎる、または、逆に難しすぎるゲームを指すのが一般的ではないでしょうか。「クリアすべき課題があり、それをクリアする過程を楽しむ」というのがゲームというもので、その課題の難易度とクリアする過程で必要な労力が釣り合っていないと、クソゲー判定されるのではないかと思います。

ストーリーのつじつまが合ってないというのも、クソゲー認定されてしまう原因の一つです。「クリアする過程」がぐちゃぐちゃしていたら楽しめないということで、難易度設定とはまた違った次元のクソゲー要因だと思います。

こういった意味でいうと、上の記事で挙げられているクリーニングスさんが作っているアプリは、クソゲーとはちょっと違っている気がします。世界観がシュールすぎて、「ここのつじつまがあってない」とかいうレベルでは片づけられません。「変なところはどこですか?」と聞かれれば、「全体的に…」と答えざるをえません。

ただ、これは悪いことではなくて、個人や少人数でスマホアプリを作るなら、有効な戦略の一つだと思います。ゲームアプリを作るなら、パズドラみたいなのを作りたくなる気持ちはわかります。僕だって作りたいです。が、あんなのは少人数で制作しても、大手と戦える水準のものはできません。少人数で作るなら、「大手が出すゲームと似たもので勝負する」より、「大手が出せないゲームで勝負する」方が、いい作戦です。シュールすぎるゲームは、その中の一つの解だと思います。

(888文字)