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888文字のブログです

「できません」カードと「できます」カード

🏇

これ読みました。

「できません」が言えない人はプロ失格 | サイボウズ式

ほんとそうだと思う。特にこことか。

「できません」としっかり言わないことで、チームやクライアントに迷惑がかかる場合もありえる (中略) 「できます」「やります」と言っておいて、いざふたを開けてみたらできていなかった、というほうが相手に与える損失は大きい

なんでもかんでも「できません」と答えるのはもちろんダメだけど、明らかに無理な時は「できない」って言わないとダメです。「まず『できます』と答える、やり方は後で考える」みたいなことを言う人もいるけど、僕はこういう考えには否定的ですね。こういうことを本気で思っている人に対しては、「リスク感覚のない人だな」と感じてしまいます。

この「できません」カードの取り扱いが難しいのは、人によって使い所が違うからです。いつでも何に対してもすぐに使っちゃう人もいれば、本当に厳しい時にしか出さない人もいます。そんな「できません」カードを使いたいときにちゃんと使うためには、「本当に厳しいんですよ」という現状を理解してもらう必要があります。つまり、そのカードを出さざるを得ない状況なんだということを、信用してもらう必要があります。そのためには、日頃の「できます」カードで、信頼をためておかないといけません。普段から、「こういうことはできます、この程度ならできます」と理解してもらうことで、逆にできないことを理解してもらう。「できません」カードを使うなら、その前に「できます」カードを使っておく必要があります。

上の引用元にも書いてあることですが、「できません」カードを使って終わりではなく、「ここまではできます、こういう条件ならできます」という「一部できます」カードも使うべきですね。これは相手に歩み寄っている姿勢を見せるためでもあるし、現状が本当に厳しいということを理解してもらうという目的もあります。

ただ、こちらが「できません」と言っても、「やれ」と言われることはあるんですけどね。それで問題が起こった場合には、指示した方に全責任が行くべきだとは思うんですけどね。難しいですよね。

(888文字)

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