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「○○のことは好きではないが」について

「○○のことは好きではない(or嫌いだ)が、この発言には同意」というようなことをいう人がいます。というか、僕も使います。○○には、人の名前の他に、会社名や組織名が入ることもあります。この表現について、「好きか嫌いかをわざわざ言う必要はないのでは?」という意見があります。

言われてみればそうですが、自分のケースをよく思い出して考えてみると、これは単なる「嫌い表明」ではないような気がしてきました。この表現には、「この同意は、発言内容を吟味した上でのものですよ」というニュアンスをこめていた気がします。

「この人の言うことなら、正しいんだろうな」とか「あまり異論はないな」というような人が、誰にだっていると思います。親だったり先生だったり上司だったり恋人だったり有名人だったり、関係性はいろいろありえます。自分の価値観と似ていることがすでに分かっていれば、他の話題についても「同じような考えを持っているんじゃないか」と先入観を持って意見を聞くこともあります。もちろん、結果的には賛同しないこともありますけどね。

一方で、「この人の言うことは、いつも自分の考えとあわない」とか「理解できない」というような人も、まわりにいるはずです。こちらも、自分とその人との関係性はいろんなパターンがありえますが、「この人の発言はいつも納得できないから、きっと他の話題もそうなんだろう」と思い込みがちです。

中には、その思い込みにより、その人には常に反対するという立場をとる人がいます。しかし、「一度は発言内容に耳を傾けてみよう」というスタンスをとる人もいます。そうした人が、発言と発言者とを切り離し、内容だけに注目してみたら「あ、自分と同じ意見だな」とか「この考えには同意できるな」という考えになる場合があります。

つまり、「○○のことは好きではないが」は、「好きではない」ことを言いたいわけではなくて、「自分は、好きじゃないからってその人の発言を全否定する人ではない」ということや、「『好きだから全面的に同意』ではなくて、内容をちゃんと見た上での同意なんだよ」というニュアンスを出したかった気がします。

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