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期待値ではなく、ボラティリティで買っているのだ

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これ読みました。

宝くじを嬉々として買う人を見ると

内容は、「宝くじを買う人って、だまされちゃってるよね」っていうもの。この人だけじゃなくて、こう言う人はたくさんいます。

僕は大学で数学を勉強したこともあって、期待値の意味は分かっています。還元率が50%くらいだという話も、有名です。なので、「数学を勉強してたんだから、宝くじなんて買わないでしょ? 損するってわかってるんだから」みたいなことを言われるんですけどね。いや、僕は買うんですよ。

このブログでも、前に「それでも僕は宝くじを買う」という記事を書きました。そこでは、他のパチンコや競馬と比べれば、宝くじは「何も考えなくていい」という点が優れているということを書きました。分析したり予想したり戦略を立てたりする必要がなく、ただ買えばいいという手軽さがいい、と。しかし、もっとわかりやすく、宝くじを買う理由が言えるようになったんですよね。上のリンク先の記事に対するはてブコメントで次のように書いたのですが、このコメントがそのまま買う理由になっています。

宝くじを嬉々として買う人を見ると

期待値で買ってるのではない、ボラティリティで買っているのだ!

2015/08/09 12:55

期待値じゃなくて、ボラティリティ(分散)を見てるんだよ、と。もし、分散が全くないのであれば買わないんですよね。「3000円買って、確実に1500円返ってきます」だったら、正直買いません(というか、誰も買いません)。「50%の確率で1000円、50%の確率で2000円」でも買う人はいません。ところが、「億の可能性もある」というくらい分散が大きくなってくると、魅力的になると思うんですよね。

逆に考えた場合、億のお金を手にできる可能性のあるシナリオって、他にないと思うんですよね。サラリーマンなら大企業役員までいかないと厳しそうだし、起業も無理そうだし、超大金持ちの家の人と結婚する的なシナリオも現実味がないです。まぁ、宝くじ当選も現実味はないですが、それでもこれらの中では一番確率が高いような気がします。

というわけで、やっぱり宝くじは買っちゃうんですよね。

(888文字)

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