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フォワードする

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「forward」との出会いは、学生の時の英語の授業。「look forward to」という熟語の形で見ました。「~を楽しみにする」という意味の熟語だけど、「to」の後に来るのが動詞の原型ではなく動名詞というのが特徴で、受験英語とかではひっかけ問題としてよく出されます。例えば、「I'm looking forward to see you again.」は間違いで、「I'm looking forward to seeing you again.」は正解。ひっかけ問題として出るから覚えてただけで、それ以外の場面で「forward」という単語を学生の時に見た記憶はないんですよね。

次に触れるようになったのは、サッカーのポジションとして出てくる「forward」。相手ゴールに一番近いとこにいる人。僕はサッカーはやらないけど、テレビでサッカー番組が増えてくるのと同時に耳にするようになりました。ただ、「look forward to」の形で知ったあの時の「forward」と同じ単語かどうかは、よく考えてはいませんでした。

そして、社会人になってから、「メールをforwardする」という表現に出くわしました。forward。はて? 「楽しみにしている」? サッカーのポジション?

調べたら、「forward」には「転送する」という意味もあるようですね。っていうか、常識ですか、これは。社会人数年目でようやく知った僕って一体。「転送する」という意味で習った記憶があんまりないんだけどなぁ。今は「転送する」機会がたくさんあるけど、昔は少なかったので、その意味で使っている英文に触れてなかったのかなぁ。だから、印象に残ってないのかな。

「じゃあ、なんでメールを転送したときに、件名の頭に『Fw:』って付くんだよ? どういう意味だと思ってたんだ?」って言われると、「今まで特に気にしたことない」としか言えないんですよね。言われてみれば、確かにそうなんだけどね。でも、「前へ」という意味から、「楽しみ」やサッカーのフォワードの意味になるのはわかるけど、「転送する」にはつながらないなぁ。

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