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語源にたどり着く難しさの変化

これ読みました。

「鉄アレイ」「殴る/殴り続ける」「死んでしまう」の元ネタについて(2002年~) PE2HO

某掲示板サイトのスレッドタイトルに「田原俊彦を鉄アレイで殴り続けると死ぬ」という有名なものがあり、その元ネタを探っていくというお話。解説するまでもないけど、鉄アレイで殴り続けると誰でも死ぬので、別に目的語は誰でもいい。特定の誰かを持ってくることに意味はまったくなく、何かの法則を言ってるようで、実は新しくもないし法則でも何でもない。そのシュールさが面白いというネタです。

ネットで流行る言葉、流行るネタというのは定期的にあります。しかも、拡散パワーも強くなっているので、流行るときの爆発力はどんどん高まっています。その一方で、どこが出発点だったのか、っていうのはわかりにくくなってると思うんですよね。上の鉄アレイネタも、僕は「田原俊彦」バージョンが最初だと思っていました。また、他にも匿名の誰かのネタだと思ってたら、実はちゃんと元ネタがあった、という次のようなケースもあります。

「豆腐は白い」を有名コピペと誤解していたはあちゅう氏 – ARTIFACT@ハテナ系

元ネタにたどり着きにくい理由は、少し前までネットは匿名が主流だったというのもあるし、コピーが簡単にできるため「ここが出発点だ」と断定しづらいというのもあると思います。

ネットが普及してまだ十年二十年くらいですが、この長さで元ネタがあやふやになるくらいだから、もっと一般的な言葉やことわざや言い伝えのルーツなんてわかりようがない気がしてきます。昔も今と同じように、「その表現、おもしろいね」とか「うまいこというね」って言いながら、いろんな表現が広まっていったはずです。元ネタや語源なんて、言い始めた人が「オレが出発点だ」って名乗り出ないとわかりようがないと思いますが、記録として残っていないケースがほとんどでしょう。

今も昔も、語源や元ネタをたどっていくのは難しいですが、その難しさは変化していると思います。昔は、記録・情報がなさ過ぎて難しい、今は、記録・情報がありすぎて難しい、と変わってきているように思います。

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