今日も8時間睡眠
888文字のブログです

変動の多い料理店

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会社の近くにカレー屋さんがあって、ランチでよく行くんですよね。で、そこのカレーが、まったく辛くないんですよね。

僕は結構辛いのが得意なほうです。ただ、辛いものは辛いってわかるんですよ。その店の「超激辛」のカレーはまったく辛くなくて、普通の店だと「辛口」で出されるレベルです。

一緒にランチに行く人は、僕ほど辛さ耐性がありません。なので、昔は「辛口」を選択していました。しかし、徐々に「激辛」にレベルアップしてきました。それくらい辛くないんです。

ある日、一緒にキーマカレーの「超激辛」を頼みました。普段から「超激辛と言ってるわりに辛くない」と僕が言っていたので、それを受けてついにランチメンバーの「超激辛」デビューです。しかし、事件は起きました。

超辛かったんです。その店でいつも出してるレベルとは明らかに違う辛さ。店を間違ったかと思うレベル。「超激辛は、やっぱり辛いなぁ」と言ってましたが、それは違うんですよね。本当にそのときの「超激辛」は辛かったんです。僕も涙目になりながら食べました。

後日、「キーマカレーだったから辛かったのかもしれない」と思い、僕はキーマカレーの激辛を頼みました。ランチメンバーは、グリーンカレーの激辛を頼んでいました。

僕は恐る恐るキーマカレーを一口食べてみました。まるで辛くない。なんだこれ。キーマだから辛いというわけではないのか。法則がわからない。

と思ったら、目の前でグリーンカレーを食べて悶絶しているランチメンバー。前にここのグリーンカレーの超激辛を食べたことがあるけど、全く辛くなかったので、グリーンカレーだから辛いというわけではないはず。ということは、以前のキーマカレーと同じことが起こったのか。

いったい、ここの店の辛さは何で決まるんでしょう。客が指定した辛さとは別のロジックが働いているようです。人によって違うのか、日によって違うのか、そもそも辛さ調節は目分量なのか。謎です。

人によっては辛いほうにブレると致命傷になると思うんですよね。辛さの変動が多いと、結局人が来なくなっちゃうんじゃないかなぁ。僕は辛くても大丈夫なので、普通に行ってしまうけど。

(888文字)

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