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「達人達」での厚切りジェイソンと金田一秀穂の対談が面白かった

1月30日のNHKの番組「達人達」が面白かった。

これは、異分野の2人が対談する番組。この日は、厚切りジェイソンと金田一秀穂(日本語学者)の対談。日本語への疑問や矛盾をネタにしている厚切りジェイソンが、日本語のプロともいえる人と対談するんだから、もうこの時点で面白そうですよね。

前半の「日本語はおかしい」「英語だっておかしい」という二人のバトルも面白かったけど、後半の金田一氏の大学での授業の方が面白かったな。

例えば、「マジっすか?」について。若者言葉も研究している金田一氏は、この「マジっすか?」は新しい敬語だ、って言うんですよね。

たしかに、年下や同い年の人に「マジ?」とか「マジか」とはいうけど、年上の人には言いません。「マジっすか?」は「本当ですか?」のくだけた表現だけど、これと「マジ?」とを使い分ける背景には「くだけた表現を使いつつも、敬語を使おう」という意思が感じられる、と。

金田一氏は「彼ら(=若者)なりにも頑張って敬語を使おうとしてる」と言っていましたが、こういう見方は新鮮だし面白いですね。なにより、日本語を研究している教授が「どうして若者は若者言葉を使うのか、どういう考え・心理から使うのか」という姿勢で研究に取り組んでる点に好感を持てます。普通なら「若者言葉はけしからん、由緒正しき日本語を使うべきだ」みたいなことを言っちゃいそうなところなのに。

他には、「ある」と「いる」の話。日本語だと「人がいる」「物がある」と区別するけど、他の言語では区別しない。「ある」と「いる」の違いについて考えたことはなかったけど、「生物は『いる』、それ以外は『ある』」と、とっさに考えました。しかし、例として挙げられた「植物」を見て、「動物とそれ以外で区別するんだ」と思いなおしました。さらにその後に出た「タクシーが駅前にいる」を見て、「あぁこれはそんなに簡単に答えの出せる問題ではないんだな」とさらに思いなおしました。

あと、「言葉で食べている」という話も面白かったのですが、今日2月3日の夜24時(4日の0時)に再放送をするので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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