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「ナオミとカナコ」の作戦は、どうなっていたらうまくいったのだろう。

昨日最終回だった「ナオミとカナコ」。ラストのサイレンの音から考えると、捕まったんでしょうね。捕まってないのにサイレンを鳴らすことはないですからね。終わり方に苦情を言ってる人もいるけど、テレビ的には堂々とハッピーエンドをやるのは無理なんでしょう。

ところで、今回の作戦はどうなっていたらうまくいったんでしょうね。

やっぱり一番のポイントは、リンさん(佐藤隆太)だよね。なぜ日本に帰ってきたのか、と。作戦を根本からぶっ壊したよね。今回の作戦は、「DV夫と瓜二つの中国人の存在」という、超ウルトラスーパーミラクル級の偶然があって初めて成り立つものなので、それが黄色いコートの女(吉田羊)にばれてしまったのが痛い。他が全部ばれたとしても、この中国人さえ見つからなければ、うまくいく可能性はあったよね。

あとは、防犯カメラですね。犯行前に「3週間たてばデータは消える」と言ってたけど、甘すぎでしょ。普通に考えれば、夫が失踪したときの手がかりとして防犯カメラの映像を見る事態になることは十分ありえる。たとえ、殺人の疑いなどがなくても。なので、あの防犯カメラの対策が「時間が解決してくれる」だけというのは、楽観的過ぎというか、もはやクレイジーなレベル。

かといって、対策をとるにしても難しいけどね。切断するにしても、大変だし時間もかかる。カメラにトリックを仕掛けるにしても、レベルは高そう。

もちろん、黄色いコートの女(吉田羊)がしつこかった、しつこ過ぎたというのは、想定外だったと思う。あんなにバリバリ行動して、証拠そろえて、ロジカルに追い詰めて来る人がいるとは予想していなかった。あの言動だけ見ても、仕事できそうな感じがするよね。

でも、黄色いコートの女が、いくら行動力があり、探偵を雇い、人の家に盗聴器を仕掛けたとしても、リンさんの存在にたどり着かなかったら逃げ切れたと思うんだよなぁ。「DV夫におびえる日々」が「DV夫の姉におびえる日々」に変わるだけかもしれないけど、それでも長期戦で勝てていたはず。いやぁ、リンさんは罪が重いよなぁ。

まぁ、実際に罪が重いのは、DV夫を殺した二人なんだけれども。

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