今日も8時間睡眠
888文字のブログです

自分で期待値を上げておいて急落させるヤツ

🐶

一体、何なんだ。わざわざ自分で自分の期待値を上げておいて、急落させる必要はないだろう。別に普通にしておけばいいのに、なぜ期待値をマックスまで上げてくるんだ。

俺はお前に言ってるんだッ! ワサビの小袋ッ!

なぜ、わざわざ「どこからでも開けられます」と主張してくるのか。そう言ってるわりに、どこからも切れないことが多々あるのは、どういうことなのか。できないんだったら、自分でハードルを上げてくるなよ。もっと低姿勢で来いよ。「一応、どこからでも切れるように、社員一同、頑張って作ってはいるのですが…」とでも書いておけよ。それならこっちも期待しないのに。まー、開けられなかったら、結局怒るんだけれども。

この「どこからでも開けられます」は、食品系の小袋にはよく書いてある。最近のスーパーで売っている寿司は、基本的にサビ抜きになっていて、ワサビの小袋がついてある。ワサビが必要な人は、あとから自分でつける方式だ。しかし、このワサビの小袋が開けられない。鼻にくる前に頭にくる。

そもそも「どこからでも開けられる」必要はあるんだろうか。一度開けた後に、他の箇所からも開ける人はいないだろう。「俺はどうしてもここから開けたいんだ」というこだわりのある人もいないだろう。ということは、「どこからでも切れる」必要なんてなくて、「ここから切れば、確実に、絶対に、100%、切れます!」という方が、望ましいはずだ。

こう考えると、「どこからでも開けられます」は、むしろ逃げなんじゃないか、という気もしてくる。一回目のトライで失敗し、別の箇所でトライすることを想定しているんじゃないか。それは「ここからだと確実に切れます」の放棄なのではないか。

「どこからでも開けられます」詐欺は、もうやめよう。握りつぶしたら出てくるようにするとか、穴をあける用の小さなつまようじを入れるとか、他のソリューションを考えるべきではないだろうか。こんなことなら、一周戻って全部サビ入りにしてしまった方が、マシなんじゃないか。

食べ物系以外でも、自分から期待値を上げてくるやつがいる。シャンプーの詰め替えパック! 次はお前だッ!(以下略)

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