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コスパの「パ」

日常生活でも「コスパ」という表現が使われることは多いけど、「どこまで含めた計算なのか」は、人によって異なっているように思う。三省堂の大辞林を見ると、次の2つの意味が載っている。

1 要した費用と,そこから得られた成果との対比。コンピューター-システムの評価に用いる。
2 支出した費用に対して得られた満足度の割合。

コストパフォーマンスとは – 流通用語 Weblio辞書

「コスパ」という言葉は、ビジネスの分野で使われ出したと思うが、ビジネスの世界では、1つ目の意味で使われることがほとんどだろう。いくらお金を使って、いくら収益が上がるか。もしくは、いくら支出が抑えられるか。コスパの「パ」の部分は、基本的に金銭的に評価できるものがくる。金銭で評価できないものとして、ブランドイメージの向上や事務ミスの軽減などが含まれることはあるが、これらはサブ的なものだ。

日常生活では、普通は上の2つ目の意味で使われることが多い。500円のランチと2500円のランチがあった場合、「500円でこれくらいの味だったら、まったく問題ないな」という人もいれば、「あのおいしい食事が、たったの2500円で食べられるのは素晴らしい!」という人もいる。コスパの「パ」は、金銭で客観的に評価するのが難しいものが多い。得たい満足度とそれに掛けられるお金との関係は人によって違う。特に、満足度のバーは、人によって全然高さが違う。

日常生活で「コスパ」を考えるときに、コストもパフォーマンスも「お金」で測るのはよくないだろう。ビジネスではお金を生むためにお金を使うことはよくあるが、日常生活ではお金は自分の満足のために使うことが多い。満足のために使うのに、それを「お金」で評価するというのは、おかしいだろう。

また、何かを買うときに「コスパ」を考える人は多いが、これは「パフォーマンス」がほぼ確定的で、評価可能な場合においては、意味がある。しかし、「パフォーマンス」が確定してない、数値化しにくい、評価できる状態となるまでに時間がかかる、などの場合は、そもそも「コスパ」で考えること自体が間違っている可能性があるだろう。

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