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子どもがいない・欲しくないと思ってる人が少子化問題を語ってもぜんぜんおかしくない

これを読みました。

「性行為嫌い」発言の古市憲寿氏に「少子化問題を語るのは矛盾」と指摘 – ライブドアニュース

こういう指摘をする人はよく見るんだけど、ぜんぜん矛盾してない。本人が次のように話しているけど、この発言の通りだと思う。

古市氏は、キッパリ「矛盾していない」と即答。
(中略)
「個人として子供を持つ、持たない。家族を作る、作らないっていう話と、社会での少子化問題は、実は全然関係ないからです」

少子化問題などの社会全体に関係する問題というのは、「国全体で見るとこうなったほうがいいけど、実際にはそうなってないよね」とか「こうしたい、これが欲しい、と個人が思っても、それが実現されない社会になってるよね」というような「理想と現実の間にあるズレ」を指している。そして、そのズレをできるだけたくさん解消しつつ、それにかかる負担やコストをできるだけかけない解を、みんなで探している。

少子化問題で解消しないといけない一番大きなズレは「子どもが欲しいけど、現実的には厳しいよね」というものだろう。金銭的なズレもあるし、保育所や教育の面でのズレもある。

これらは、子どもが欲しいと思っていない人や、子どもがいない人でも考えられる話だし、案を出すことが変だということもない。ここでの話題は、「欲しい人が得られるようになる」というズレ解消の話であり、「欲しくない人が欲しいと思うようになる」というズレ解消の話とは、別の話だ。

これらのズレを解消するには、「子どもがいない」人たちにも間接的に負担がかかる可能性がある。なので、「子どもがいない・ほしくないやつは黙ってろ」という発言の方が、むしろ矛盾している。一般人ならともかく、政治家でこの発言の矛盾性を理解していない人をたまに見かけるが、かなりまずい。

「欲しくない人が欲しいと思うようになる」というズレ解消がテーマの場合は、確かに「欲しくない人」の発言は説得力に欠けるだろう。自分を説得できていないのだから。しかし、一個人の考えの変化と、対象者の数%の考えの変化は、別のものだ。「欲しくない人」がこのテーマで話すこと自体が矛盾するということはない。

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