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イメージアップ戦略のためのCMは効果があるのかな

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テレビを見ていると、感動的なストーリーでグッとくるようなCMが流れてくることってありますよね。きれいな話が展開されていって、CMの一番最後に企業名がポンッと出ておしまい、みたいな。もしくは、感動的なシーンをつなぎ合わせて、終盤にメッセージが出て、最後に企業名が出ておしまい、という流れ。

中には、その企業やその企業が扱っている商品とCM内容とがマッチしていないのもあります。企業のイメージアップのために流しているCMなんでしょうが、これってどれくらいの効果があるんでしょうね。

僕の場合、こういうCMを初めて見たときは、(もちろんその時点ではどこの企業のCMしかわからないので)「いい話だなぁ」と純粋に思うこともあるのですが、最後に企業名が出てきたときに評価が悪くなることもあります。もともとその企業に悪いイメージを持っているときには、その企業へのイメージがアップするなんてことはなくて、「この企業のCMでちょっと感動的な気分になっちゃったじゃないか! くやしい!」という気分になります。CMの前半がよかった反動で、さらにイメージが悪くなってしまいがちです。

その企業のビジネスのやり方、その企業が扱っている商品、その企業で働いている人たち、その企業で商品を買ったときの経験、その企業に関するニュース。これらによって、僕がその企業に対して悪いイメージを抱いているときには、その企業のCMがよかった程度ではイメージが改善されることはありません。やっぱり、その企業のビジネスのやり方がどう改善されたかが一番重要なので、そこが変わらないとCMで何を言ってもダメだと思うし、もっと言えば、「『CMだけを良くして、イメージを改善する』という、小手先の対策でごまかそうとしてるんじゃないか」とさえ感じてしまいます。

その企業に対してノーマル、もしくはポジティブなイメージを持っていたり、その企業のことを知らない状態なら、感動的なCMを見ても悪い印象は受けません。しかし、ネガティブなイメージを持っている企業に対しては、さらに悪化することはあっても、CMだけで改善することはないですね、僕の場合は。

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