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アホウドリはアホか?

結論から言うと、アホウドリはアホである。

そもそも「アホウドリ」という名前は、「アホ」から来ている。なぜアホなのか。捕まえる方法を知れば、分かるだろう。アホウドリを捕まえる手順は、次の通り。

  • 近づく
  • 網をかぶせる
  • 捕獲完了!

アホウドリは逃げないのである。まったく警戒心がないので、普通にうろうろしている。捕まえられそうになっても、逃げない。人間への警戒心を完全に失った、神社や公園でうろうろしているあの鳩であっても、捕まるとなれば逃げるだろう。なぜアホウドリは逃げないのか。アホだからである。

アホウドリは、昔、別の名前で呼ばれていたこともあった。八丈島や小笠原諸島では、「バカドリ」とも呼ばれていた。意味は同じである。

アホウドリはでかい。羽を広げると、2メートル以上もの大きさになる。バタバタと羽ばたくことはなく、グライダーのようにスーッと飛んでいく。ただ、アホウドリは、自分の体のでかさを認識できていない。目の前に岩があって、自分はよけているつもりだが、実は羽がよけきれてなくて、岩に衝突して死ぬことがある。アホだ。

アホウドリは、イカや魚などを食べて生きている。しかし、潜水ができるわけではない。なので、水面に浮かんだまま、水面近くにきたエサや新鮮な死骸などを食べる。体が大きいのに、こんな食べ方でよく絶滅しないものだ、と思っていたら、実は絶滅の危機にさらされている。

現在、アホウドリは、特別天然記念物や希少野生動植物種に指定されている。昔たくさんいたアホウドリは、羽毛目的の乱獲により激減した。主な生息地の1つである鳥島だけで、数百万羽が殺されたと推測されている。鳥島での乱獲が禁止された1933年には、鳥島のアホウドリは数十羽しか残っていなかった。人間の欲は恐ろしい。

現在、アホウドリに対して、繁殖地を安全な場所に移すなどといった保護活動が行われている。しかし、水面上でエサを食べるときに、プラスチックなどの浮遊物を誤って飲み込んで死んでしまう、といったことが今でも起こっている。このゴミは、人間の捨てたものだ。

アホウドリに対して、アホだと言える権利が、人間にはあるのだろうか。

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