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プレミアムフライデーは、3か月できれいに消えてしまった

🐺

これを読みました。

プレミアムフライデー満喫、1割以下 店に客なしの現実:朝日新聞デジタル

うーん、まぁ、そうなっちゃうよなぁ、という感じですね。

月末金曜日に午後3時に帰るという、プレミアムフライデー。労働時間の短縮と、早帰りによる消費拡大を目的とした政策ですが、やはり、タイミングが悪いですよね。個人的には、「月曜に遅く来てもいい」という方がいいと思っているのですが、少なくとも月末金曜日は一番マズい日だと思います。

午後3時、東京都新宿区。普段より2時間早くディナー営業を始めた居酒屋に、客の姿はなかった。 (中略) 店長の男性(32)は「初回の2月からやっているが、来るのは近隣の住民ぐらい。アルバイトも確保しなければならないし、正直、早く開けるメリットはない」と嘆く。「この状態が続くようなら考えなきゃいけない」

仮に仕事が3時に終わったとしても、いきなり飲みに行く人は少ないはずです。5時までは小売くらいしかメリットは受けられないでしょう。居酒屋だと5時以降からようやく効果の出る時間かと。

でも、プレミアムフライデーを実施しない会社が多いと、店側も客の受け入れ準備をしなくなります。企業は実施しなくても損失はないですが、小売や飲食店は、スタッフ確保のコストがかかります。これらの業界が得を受けるはずだったのに、むしろ損をしてしまいます。その結果、早く帰っても店が開いていないので、さらに実施しなくなる、という悪循環に陥ってしまいます。

1回目の2017年2月から、静かなスタートでした。僕のまわりの人たちも、話題にはするけど、「まぁ、うちは関係ないよね」って感じでした。

その翌月の月末金曜日は、残念なことに年度末でした。そんな日に早く帰れる人は少なく、むしろ、不満を集めただけになってしまいました。

4月は、みんなGWの方に目が行ってしまってました。普及する流れがまったくできないまま、3ヶ月で忘却の彼方へ消え去ってしまいました。5月は、そもそも、話題にしている人がほとんどいませんでした。

当初からうまく行きそうだと言ってる人を見かけませんでしたが、これからどうするんでしょうかね。

(888文字)