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無職の才能

無職になって、そのままの状態でしばらくいると、いろんな人からいろんなことを言われる。その中でも「働くこと」に関してよく耳にしたものが2つある。この2つは本当によく言われたんだけど、方向性がまったく逆なのがおもしろい。

一つは、「働かないままだと、もう二度と働けなくなるぞ」というアドバイスだ。一回無職になり、働かない期間ができてしまうと、次に働き出すのは難しくなるぞ、という忠告だ。

「働けなくなる」には2つの意味がある。まずは、自分の体が「働けない体になってしまう」という意味だ。毎朝起きて会社に行く、というのは、何気に大変なことだ。習慣になればそれほどでもないけど、一度なくなると復活させるのは難しい。それが平日毎日続くようになるのだから、当初の負担は大きく、挫折してしまいかねない。GW明けや正月明けなどに感じるダルさ、あの数倍の負担だ。

また、会社側の視点もある。働かない期間があると、面接で「この空いてる期間は何をされていましたか」攻撃があり、その時点ではじかれる可能性が高まる、ということだ。会社を辞めるときには「しばらくゆっくりするのもいいよね」とか言ってくれる人もいるが、いざゆっくりしてみると「何もしてなかったっていうことはないよね」と変わってしまう。おそろしい。

このように「働けなくなるぞ」というアドバイスをもらうことは多いし、そういわれるだろうなという予想もしていた。しかし、逆に「働きたくなるぞ」と言われることもある。意外だけど、この意見の人も結構いる。

働かなくなれば、社会との接点がなくなり、生きていくのがつらくなる、という指摘だ。社会との断絶、これに苦しむことになるぞ、と。仕事しかしてこなかったサラリーマンの引退後などが、そういう状況なのかもしれない。

「働きたい気持ちがなくなるぞ」という人もいれば、「働きたい気持ちが出てくるぞ」という人もいる。僕の場合は、無職になっても働きたい気持ちなんて出てこなかった。しかし、今はなんとか朝起きて会社に行くこともできているので、働けなくなるということもなかった。

両方をクリアした僕には、無職の才能があるのだろう。

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