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「かわいい人にかわいいことを言わせてみました」というかわいくないCM

かわいい人が、かわいいしぐさをしたリ、かわいいことを言ったりしたりすると、ネット住民が「かわいい、かわいい」とざわざわ騒ぐことがあります。ドラマのワンシーンであったり、ドラマの宣伝で出たバラエティで見せた姿だったり。

そういうのがバズっている状況を見て、「かわいい人にかわいいことを言わせてみました」というCMが作られる、という流れがおそらく生まれているんだと思うのですが、そういうふうに作られたCMはかわいくないんですよね。うん、かわいくない。

CMディレクターが「このかわいい人に、こういうかわいいことを言わせたら、バズるんでしょ? これがみんなが欲しがってたやつでしょ?」みたいな意図が透けて見えると、身構えてしまうし、というか、逆に、見るのが苦痛になってきます。もう見たくなくなることもあります。「あー、またこのCMかよ」っていう。

本当は、狙っていない何気ないところに、かわいさを見出したいわけです。そしてそれを見つけた人同士で、わいわいやりたいわけです。その「わいわい」がたまたま大きくなって、バズっているわけなんです。

見えにくいところにあったものを、俺は見つけた、私は気づけた、というところがいいのであって、だからこそ、分かった人と共有したいという気持ち、仲間意識が芽生えるのであって、それがバズる威力の源になる、ということなんですよね。この流れが大事です。

逆に、「かわいさマシマシ」で全面アピールでこられちゃうと、なんだかこれじゃない感が出てきてしまいます。胃もたれします。かわいいことはかわいいんだけど、自分が探し当てた感はありません。能動的な「見つけた!」ではなくて、提示されて「いいか、なんとも思わないか」を判断するような受動的な態度になるし、バズる威力としては弱くなると思います。さらに、その提示の仕方が強めだと、反発も強くなるため、「いい」「なんとも思わない」の他に「悪い」という選択肢が出てきてしまうんですよね。

それならもう、商品名を連呼して、「うまい、おいしい」みたいなセリフだけ言ってもらった方が、よかったんじゃないかな、という気さえしてしまいます。

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