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進化途中の漢字

いろいろな漢字を見ていると、どれも同じようなレベルで着地しているように見える。

漢字は、「それが表す絵」を文字にした象形文字から始まっていて、それが形を変えて今の状態に変化してきたということだけど、それにしては、変化後の状態、抽象化の度合いが、似ている。もっと、「この漢字のこの部分って、絵がそのまま残ってるよね?」みたいな、進化途中の漢字があってもいい気がする。

ひょっとしたら、漢字がすでにあって、絵の方を後付けで持ってきたんじゃないか、説明のためにわざわざ用意してきたんじゃないか、だから、同じような抽象度合いで着地しているんじゃないか。そんな疑問が、これを見て湧き上がってきた。

「オーパーツかよ…」昔の人は4発のジェット機を見て『飛』という文字を創造した、というめちゃくちゃな説が話題に – Togetterまとめ

もちろん、これはギャグ(間違い)。ウィキペディアを見てみると、そんなことはないことがわかる。

二千年以上前の中国で、骨や青銅器などに刻まれた「漢字」は、すでに抽象度は高かったが、絵や記号に近い部分も含まれていた。例えば、魚の甲骨文字や金文は、実に魚っぽい。これらが昔彫られていたのだから、ちゃんと「絵」が元になっていることがわかる。たぶん、このころは、まだ漢字を書くことが大変だったので、絵をどんどん簡略化していくインセンティブがあったんだと思う。

漢字は中国内の各地で独自に発展していくことになるが、結局それだと不便だということで、秦の時代、始皇帝が字体統一を行った。やはり、こうした統一は政府がしないとできないだろうし、コストに見合うリターンが得られるのも政府くらいだろう。おそらく、こうした字体統一のときに、いろんな漢字の抽象化のレベルも統一されたのではないか、と思う。

その後も、漢字は変化し、今の中国ではかなり簡素化された簡体字が使われている。旅行で行ったり、写真や映画を見たりして、そういう漢字を見たことがある人もいると思う。例えば、上のリンク先にある「飛」は、今では「飞」と書くらしい。絵の名残りどころか、漢字の名残りを感じるレベルまでになっている。

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