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かまいたちが言われた「勝ち切るネタ」とは何だったんだろう?

M-1グランプリ2017の感想は以前書きましたが、そこでは書かなかった小さなトピックについて書いてみたいと思います。

かまいたちのネタは、個人的にはこの日の中で一番おもしろいと思ったのですが、あまり点数は伸びませんでした。で、審査員がどういうコメントをするのかなと思って聞いていると、春風亭小朝が「勝てるネタを持ってきたのだと思うが、勝ち切るネタではなかった」といった内容のことを言っていました。勝ち切るネタ。わかるような、わからないような、モヤモヤが残りました。

単なる「おもしろいネタ、ライブでウケたネタ」ではないことは確かです。まぁ、それだって十分難しいんですけどね。ただ、他の人たちだって、同じようにウケたネタを持ってくるわけだから、それは大前提ということでしょう。

優勝者を決める大会である以上、点数をつけたり、投票したりするわけですよね。そこで、決定打となるようなものを潜ませないといけない、ということなんでしょうか。思わず加点してしまう、思わず投票してしまう、審査員がそんな理由付けをできるように、構成を工夫するということなんでしょうか。

しかし、審査員の基準はふわっとしています。客席の笑いの量を見ているかと思えば、「自分の好みで決める」と言うこともあります。今回の大会では「つかみが一番速かったのが決め手」というコメントもありました(このコメントは、「他の部分での差が一緒くらいで、この部分だけ差があった」ということでしょう。これを受けて「つかみを速くすればいいんだな」と考えるのは早とちりです)。実力が僅差だと、当日の空気と言うか、審査員のそのときの考えと言うか、運の要素がすごく大きくなっちゃうような気がしますね。

後半への畳みかけ、盛り上がり、伏線の回収、展開の幅などが、点数が加算されるポイントだと思います。しかし、そうした計算をすべてすっ飛ばしてしまうような、設定やスタイルの斬新な漫才が、すべてを持っていくこともあります。正しい答えが何なのか、正しい方向がどっちなのかよくわからない状況で「勝ち切るネタ」と言われても、余計にわからなくなってしまうなぁ。

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