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数学は できない子ほど カテキョがいい

🐺

これを読みました。

1年生の数学の教科書を引っ張り出してきて「わからないと思ったらわからなくても手を上げること」「俺は笑わないから恥ずかしがらないこと」って言ってくれて3日間ぐらいかけて1年生、2年生の数学を復習。 もうそこに数学が苦手な自分がいなかったのを覚えている。 実際数学って一度躓いたら自力で這い上がれないのが問題だよなぁ

中学数学でつまづいたけど、「京大に行ってる隣の兄ちゃん」に救済された人の話。

成績が下がると、塾に行かせようとする親は多いけど、それはひょっとしたらいい解ではないかもしれない。特に数学に関しては。数学の場合、過去の内容の理解がフワフワしたままでは、なかなか先に進めない。先に進んでも、いつかその負債が行く手を阻むことになる。

例えば、「連立方程式がわからない」といった場合、本当に連立方程式が分かってないときもあるけど、一次方程式が怪しい、文字の使い方・計算が怪しい、分数の計算が怪しいなど、過去のどこでつまづいてるかはわからない。つまづきに応じて、解決策は変わってくる。これを集団授業形式の塾で補うのは難しい。個別指導の塾ならまだいいけど。

「うちの子は、家で全然勉強しない」と嘆く親も多いけど、実は独学はかなり難しい。単なるやる気の問題ではない。わからない問題を長時間考える、わからなかった問題の解説を読んで理解する、類題をやって自分の理解度を確かめる。自分の学力を客観視し、ゴールとの距離や方向を自分で調整していかなくてはいけない。これを一人でやるのは、無理があるだろう。

学校でやった内容を復習するにしても、授業内容が大方理解できていないと、厳しい。授業で説明された内容が理解できないのに、家でノートや教科書を読んで理解できるようになる可能性は低いだろう。

塾に一番向いてるのは、授業のスピードについていけるように自分で調整できる人だ。ただ、それができる人間はほとんどいない。普通は自分の理解スピードにあった塾を探すことになる。スピードが合わなければ、学校の授業と同じことが起こる。

塾に行かせればOK、という安直な考えでは、いい結果は生まれないと思う。

(888文字)

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