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コストか、コスパか

「大きなリターンを得るには、リスクをおかさなければいけない」というのは正しいと思います。「成功するには、努力が必要」も正しいと思います。ただ、逆は必ずしも正しくありません。リスクをとったとしても、リターンを得られるとは限らないし、努力をしても成功するとは限りません。

しかし、「これだけコストを払ったんだから、相応の見返りが来て当然だ」と考える人を見かけることも多いです。退屈で辛い状況を努力と根性と忍耐で乗り切ってきたのだから、何かしら評価されないのはおかしい、と。評価されない世の中がおかしい、と。なぜあいつはたいした努力もしてないのに、俺より評価されているのか、と。

これは、気持ちはわかるんだけれども、まぁ言っても仕方ないですよね。結果を出すには、自分がかけられるコスト以外にも多くの要素が絡んできます。味方やライバルの動きも影響するだろうし、場の雰囲気も影響するでしょう。自分で何ともできない部分が多く含まれています。

自分が結果を得るためにかけた労力や時間やらのコストが、結果にどれだけプラスの影響を与えるか、を「コスパ」と呼ぶとするなら、このコスパは人と分野によって大きく異なってくるわけですよね。コスパの悪いところで勝負をしていても、思うような結果が出ないのは、ある意味当然の結果のようにも感じられます。

世間でよく語られる美談の中には、「ずっと評価されなかったけど、すごく苦労して、最終的に報われた」とか「失敗が続いていたけど、すごく努力して、最終的に成功した」というタイプのものが多いです。確かにコストをかける必要はあるのですが、コストをかけていけばそれでOKというわけではないし、これを見て「俺はもっとコストをかけないといけないんだ」と結論付けるのも違っている気がします。

「結果はダメでした」というストーリーも現実にはたくさんあるはずなのですが、そのサンプルが表に出てくることが少ないため、「コストこそが大事」という発想になっちゃうんじゃないかなぁと思います。どれだけのコストをかけるかだけでなく、どこにコストをかけるか、という発想も合わせる必要があるでしょう。

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