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「奈良県民歴史民俗博物館」という笑い飯の神漫才について 続き

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「奈良県民歴史民俗博物館」のネタについて昨日書きましたが、今日はその続き。人形のシーンが終わったところでしたね。

人形の後は、土器発掘のシーンですね。ここはやっぱり、「えぇ土」がキーワードですね。なんていうか、これは意味とかはどうでもよくて、単に響きだけなんですけどね。しかも途中から「えぇ土」って言いたいだけみたいになってるんですけどね。なんか面白いっていう。これ、関西人には謎にウケそうな気がするんですが、関東の人ってどうなんでしょうね。面白さがよくわからない、ってなるんでしょうか。

うわー、しょうもない土器。しかしえぇ土

こういうネタもあるんですけどね。いや、土器も土やろ、と。土器の周りに着いてる土が、えぇ土とかどういうことですか、と。動きのあるボケもあってそれもまた面白いです。

そして、最後の読書感想文のシーン。最高に好きなとこが次のところです。

「えー、先日の博物館の感想ですが、誰とは言いませんが、AくんとBくんが、触ってはいけない・・・」「やらしいなぁ、おまえ」「J文式土器を・・・」「縄文式土器や! そこまでイニシャルトークせんでええんや」

いやもうこれは思いつかん。縄文式土器を学校で習ってから20年以上たってますけどね、これを「J文式土器」って言っちゃうなんて。こんなボケ、一生思いつかんわ。

そして、伏線を回収するかのように、また、この数分の漫才を振り返るように、次の読書感想文も投下されるわけです。

えー、土器にえぇ土がいっぱい付いていました

いやだから言いたいだけでしょ、と。そして、畳み掛けてくるんですね。

「はい、発表ある者ー」(手を挙げると見せかけて)「パーパーパー」(人形の動き)「さっきの人形やないか!」

ここで、一番はじめの人形。畳み掛けと伏線回収。この最後の展開でこの漫才が神漫才になったと思います。一個一個のネタが面白いというのもありますが、この数分のネタで「えぇ土」という流行語を作り、そして、このえぇ土とはじめの人形をもってきて終わるという漫才の構成。計算しつくされた見事な漫才だと思います。このネタでなぜ優勝できなかったのか、本当になぞですね。

(888文字)

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