「木綿のハンカチーフ」って切ない歌だったんですね
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「木綿のハンカチーフ」という曲は、タイトルと歌いだしのところは知っていたんだけど、つい最近まで曲全体は知りませんでした。知ってる人にはいまさらな話だけど、曲の構成が最近のとは違ってますよね。
僕が今まで聞いてきた曲のほとんどは、「AメロBメロサビ、AメロBメロサビ、Cメロサビ」という構成だったんだけど、昔の曲は、そうじゃないものも多いですよね。実際、この曲は4番まであるし。また、1番1番が前半と後半に分かれ、前半は男性からの手紙、後半は女性からの手紙、という構成になっているのも独特です。
付き合っていた男性が都会へ行ってしまい、女性から離れていくというストーリー。都会に行っても、しばらくの間は、彼氏は彼女のことを気にかけている。でも、都会で暮らすうちに、彼氏は変化していく。一方、彼女は、彼氏がいつまでも変わらないことを望んでいる。やがて、彼氏は都会の生活を選び、彼女に別れを切り出す。
タイトルの「木綿のハンカチーフ」の意味も、曲を最後まで聞いてはじめてわかるようになっています。とても切ない話だったんですねぇ。歌詞を読むまで、まったく知りませんでした。
で、なんでこの曲の話かというと、たまたまこのネタ動画を見つけたからです。
これ、リアルタイムで見てた気がするんだけど、ネタで使われている「木綿のハンカチーフ」を当時はあまり知らなかったんで、ネタを見たときはおもしろさがよくわからなかったんですよね。暗転して男女が交互に手紙を書いている、というのも、そういう内容の歌詞であることを知ってないと、すぐには理解できません。歌詞を読んで曲を理解してから見たら、おもしろさが全然違った。4番までしかないもとの歌が、そこで終わらずに続いてたら、っていうネタだったんですね。
ケンコバのネタや発言は、好きだなと思う時と嫌だなと思う時がわかれるんだけど、このネタは好きです。個人的には、「昔はおもしろかったのに今見たらおもしろくない」ということが増えてきたなかで、逆に「昔はおもしろく感じなかったけど今見たらおもしろかった」と感じた数少ないネタでした。