今日も8時間睡眠
888文字のブログです

長続きには、「成長の実感」が一番重要

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ちまたでは、「できない人向け」の本がたくさん売られています。英語ができない、営業ができない、仕事ができない、ダイエットができない、貯金ができない。こういう人たちに向けた、「こんな簡単なことを続けるだけで、できるようになる!」みたいな本がたくさんあります。

まぁ僕もいろんなことができません。例えば、英語ができません。「1日数十分でできる」みたいな本も、ほとんど続きません。これはできそうだ、という勉強法も数か月続いたためしはありません。アプリとかも、長続きしないです。

一方で、僕が数か月前から始めたボルダリングは、なぜか続いています。ボルダリングは電車で移動してジムに行かないといけないので、めんどくさくなって投げ出してもおかしくないんですけど、結構続いているんですよね。

それで、続くものと続かないものとの差はなんだろうと考えていたんですけれど、「成長を確認できるか」ってのが一番効いているんじゃないか、という結論に達しました。

ボルダリングは、亀ペースですが、徐々に上達してる感があります。できなかったレベルができたり、次の石まで進めたり、より安定して登れたり。毎回、後半は体力がなくなり、「体力があればもっとこうやってできるのになぁ」みたいな感じでいつも終わるんですよね。この消化不良感も次に来たくなるインセンティブになっているんでしょうね。

ところが、英語は、文章を読んでも聞いても、すぐには力が上がった感じがしないんですよね。効果が出るには時間がかかるし、効果の確認の仕方も難しいんですよね。わかりやすいのはTOEICの点数が上がるかどうかですが、それもすぐには確認できないし。なので、あんまり長続きしないのかなぁと思うわけです(完全に言い訳ですが)。

「簡単にできる!」という謳い文句は、始める時のハードルは下げるけど、長続きにはあまり効果がない気がします。褒められるとかご褒美とかは、長続きに対する効果はあると思います。でも、それらがなくなった途端に終わっちゃうと思うんですよね。非常にもろい気がします。

成長の実感が一番本質的だと思うし、一番のご褒美なのかなぁと思います。

(888文字)