ナイスアイデアを思いつけなかった悔しさ
🐶
これはなかなか深いなぁ。(リンク先はタイトルと中身が少しあってませんが)
発端は、「15分で作れるキーマカレー」。電子レンジを使った簡単キーマカレーレシピなんだけど、正直僕は料理しないのでどれだけメリットがあるのかわかりません。たぶん、試すことはないと思います。でも、パッと見た感じ、よさげなレシピです(ルーは砕くだけで大丈夫なのかなぁという心配はあるんだけど)。
深いのは、この手抜きレシピの中身ではなくて、そのあとの流れ。
このレシピに対して、「鍋を使わずに電子レンジを使うメリットがわからない」という発言がありました。これに対し、「鍋を洗わなくていいし、温めてる間放置できるし、時間がたてば勝手にオフになる」というメリットを何人かが言ったのですが、「洗いものの数なんてほとんど変わらないし、鍋を使っても弱火で放置すればいい」と反論。この一連の流れを受けた次のコメント。
他人のナイスアイディアはどうしても認めたくない否定したい潰したい、って人種がいるんだよ
なるほど。こういう人っているよね。
もちろん、「このレシピのメリットがわからない」と言ってた人が、他人のどんなアイデアでも潰したいという人かどうかは、流れが短すぎて判断できません。実際に料理をする人からすると、鍋を洗うとか鍋を定期的にかきまぜるとかは全くめんどうではなく、このレシピを使うことで失われるもの(味とか)の方が大きいと考えている可能性はあります。
しかし、この「他人のナイスアイデアを認めたくない人種」というのは、まわりでもよく見かけます。どちらかというと僕も否定することの方が多い気がします。「いやいや、昔ながらの伝統的なやり方の方がいいでしょう」っていう感じでね。
ナイスアイデアはいいと思った部分を採用すればよくて、なんでもかんでも全否定から入るのはもったいない気もします。副作用を見て、自分にとってメリットがあるかどうかが判断できれば、そこには従来のやり方か新しいやり方かは関係ないですからね。思いつかなかったことが悔しい、って気持ちはありますけどもね。