「稀によくある」みたいなことを言っちゃうことが、稀によくある
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こんなことをまじめに書いてるのって、なかなかおもしろいですね。
ニコニコ大百科にも同じような解説があり、どっちかがどっちかを参考にして書いてるんだろうけど、そういうことはネットでは稀によくありますよね。
とある人の言い間違いがどんどん発展していくことは、2chの世界では稀によくありますが、「稀によくある」という言葉もその一つのようです。ただ、この一見矛盾してそうな表現も、無理やり言葉通りの状況を作ることもできるようです（上のリンク先にも解説がありますが）。
「よくある」というのは、「頻度が高い」ことを言います。一方、「まれにある」というのは、「頻度が少ない」ということです。そして、この2つが組み合わさった「稀によくある」とは、「『頻度が高いこと』が稀に起こる」ということです。
例えば、「よくカレーを食べる」といえば、まぁ1週間に3日とか4日くらいがカレーって感じですかね。「カレーを食べるのはまれです」と言ったら、年に数回しか食べない、といったところでしょうか。で、「カレーを食べることが、稀によくあります」といったら、「カレーを作るときはいつも数日分作るので、一度カレーを作ったら数日間カレーが続く」、こういったことが年に数回起こる、ということでしょうか。
ただ、「稀によくある」と言われて、「まさにそのとおりだ」と感じることは稀だと思います。上のカレーの例に出てきた「稀によくある」も、通常は「カレーを食べるのはまれ」というように言われることの方がよくあると思います。が、無理やりこじつけて、こういう状況を考えるのはおもしろいですね。
上のリンク先にある、ここの解説も個人的には好きです。
本当はめったにないことは本人もわかっているようだが、偶然の一致であることを強調したいがためにこのような形となった詭弁と見られており、しばしばネタとして引用される。ネタであるという点に理解がなく素で突っ込んだりする人も稀にだがよくいるらしい。 稀によくある/FF11用語辞典
こういった矛盾した表現を、僕もまれによく使っている気がするので、注意していきたいです。
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