今日も8時間睡眠
888文字のブログです

好きな事と、得意な事と、仕事

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今日も、ドワンゴ川上会長と任天堂岩田社長の会談記事から。

任天堂・岩田氏をゲストに送る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」最終回――経営とは「コトとヒト」の両方について考える「最適化ゲーム」 - 4Gamer.net

3ページ目の、得意なことと好きなことの違いについての話。これについては、得意なことを仕事にして好きなことを趣味にするのがいいと僕は思う。他にも同じことを言ってる人はたくさんいるけどね。好きなことと得意なことが一致していて、しかもそれが仕事にもなってる、それでお金をもらえてる、っていうのはかなりのレアケースだと思う。目立つからそういう事例はよく取り上げられるけど、そんな例は少ないはず。

でも、じゃあ、その「得意なこと」ってどうやって見つけるんだっていう話ですよね。特に、働いたことのない学生とかは、どう考えればいいか。これに対し、岩田社長はこう答えています。

自分の労力の割に周りの人がすごくありがたがってくれたり,喜んでくれたりすることってあるじゃないですか。要するにね,「それがその人の得意な仕事なんだ」って話で。逆に,自分的にはすごい努力して,達成感もたっぷりあるのに,周りからは「はあ?」みたいに思われることもあって。それはね,本人が好きだったとしても,実は不得意なことかもしれないんですよ。

得意っていうのは、上の回答以外にも、「他の人よりうまくできる」というのも判断材料になる。

仕事をしていると、妥協しないといけなかったり、不満があるけどやらないといけなかったり、変な風習が残ってて納得できなかったりすることって時々出てくるんだよね。もし好きなことを仕事にしていたら、こういうマイナスな出来事があった時に、好きなことが好きじゃなくなっていくかもしれない。得意なことが仕事だったら、ある程度妥協するゆとりが生まれるので、そういう精神的な面からも、得意なことを仕事にする方がいいと思うんだよね。

上の岩田社長の回答でも、学生にとってはなかなか答えを見つけるのは難しいと思うけど、働きはじめのころは、何が得意なのかを考える時間、くらいのとらえ方でいいと思う。

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