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見てる2015冬ドラマの感想、主に流星ワゴンについて

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今期は、ゴーストライター、銭の戦争、ウロボロス、流星ワゴンの4つを初回から見てる。

ゴーストライターでは、売れっ子小説家が堕落していく姿、銭の戦争では、借金まみれの主人公が極悪ヤミ金として成り上がっていく姿を見ていくことになるだろう。ウロボロスでは、自分たちの親代わりを殺した人に復讐するという最終目的に向かう過程を見ていく。どれも方向性ははっきりしていて、しかもちょっとダークな感じの漂うドラマ。しばらく見る。

流星ワゴンは、はじめは見るつもりなくて、初回を見てた時も最初の方は「あんまりおもしろくないな」っていう印象。トップからローソンのティラミス推しだし(しかも西島が推してくる)、車に乗ってタイムスリップするとかバックトゥザフューチャーだし(ドラマ内でも言ってた)、人生の岐路に戻ってやりなおすとか前クールの素敵な選TAXIとかぶってるし。

それに、忠さんこと香川照之がやりすぎ、っていうか狙いすぎ。「朋輩」「ブサイクじゃのぅ」とか、ズボン上げ過ぎとか、立ちションしすぎとか。「半沢直樹」のときの大和田常務より自由奔放で、おもしろいんだけど狙いすぎてるようにも感じてしまう。

しかし、途中から急におもしろくなってきた。

子どもが「中学受験をやめよっかな」って言ったとこにタイムスリップするあたりから。ドラマの宣伝で「親と子の感動ストーリー」って言ってたけど、なるほどこういうことか。自分が親の立場になってはじめて、親が自分にした行動を理解する。よくある話だ。だけど、タイムスリップによって若かりし親と出会ったことで、親の行動の理解がより深まってる。「過去にさかのぼって人生やり直す」ではなく、「家族を理解する」のほうがメインなんだとわかってから、急におもしろくなってきた。

大げさな香川照之の演技に注目がいきやすいけど、西島秀俊の演技も相当いい。ちょうどストロベリーナイトの再放送を見ていて、雰囲気の違いを感じたのも影響してると思う。西島秀俊ってクールな役をやってる印象を勝手にもってたんだけど、あんなに感情を出す役を見たのは個人的には新鮮だった。ということで、流星ワゴンも見る。

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