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時間貢献度以外も評価すべきでは?

🏇

これ読みました。

『島耕作』作者・弘兼憲史氏「育児に熱心な男は出世しない」│NEWSポストセブン

内容はタイトル通り。育児を理由に緊急案件を断っちゃうような男には仕事を任せられないし、出世もできない、と。

たとえ子供の誕生日だとしても会社の重要案件となれば、給料をもらっている以上、やっぱり会社を優先すべきです。子供の誕生日、あるいは子供の運動会程度のことで会議をすっぽかすな、とは言いたい。

まぁ、予想通り(?)ネットでは叩かれてるんだけど、個人的には当然だと思うけどな。育児に時間を割く=会社への時間的な貢献度下がる=会社から評価されない=出世しにくい、というのは。

ただ、貢献度の測り方が「時間」だけなのは、問題だと思う。

「この仕事はあの人じゃないとできない」とか「あの人ならこの問題をうまく解決してくれる」というような、その人の能力が会社に貢献するという場合もある。「あの人の助言のおかげで、今回の案件がとれた」というような、かけた時間や能力には比例しないけど結果には貢献したという場合もある。時間以外での貢献度をどうやって測るのかという別問題はあるけど、これらを考慮していかないと問題が解決していかないんじゃないかな。

前にタダで仕事を依頼する背景という記事を書いたけど、友人が「タダでこの仕事(絵を描くとか)をやってよ」と言ってきちゃう背景の一つに、「能力が評価されてない」というのがあると思います。「自分ではうまくできないけど、プロのあなたなら短時間で上手にできるでしょ?」と言いたいのはわかります。でも、短時間でできるのは、短時間しかかからない仕事というわけではなく、短時間でできるような能力があるからなんだよね。先天的に身についてた場合もあるかもしれないけど、時間をかけて後天的に身につけた場合と同じようにその能力は評価されるべきで、どちらの場合でも能力への対価を払わないとダメです。

貢献度の評価方法が時間基準しかないなら、帰りが遅くなるのは当然。イクメンが生き残れないのも自然な成り行きです。解決するには、時間以外の貢献度も評価し、加味していくことが大事だと思います。

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