「LINEスタンプ売れない」記事を読んで
🐺
これ読みました。
【ings】東京・神田神保町発 WEB制作&マーケティング通信|LINEクリエイターズスタンプの今がわかる、体当たり登録体験記
LINEスタンプを売ってみたけど、ほとんど売れなかったという記事。3月に申請が通ったばかりなので、売れないという判断は早すぎな気がしますが。去年の8月に申請して今年の3月に承認されたとのことですが、ずいぶん前から「承認にすごい時間がかかる」という噂が聞こえてたので、驚きはないですね。
スタンプが出てきた当初、爆発的に売れたのがニュースになっていたので、注目も浴びていましたね。去年無職になった僕に、「LINEスタンプでも作ってみれば?」と言う人もいたけど、ニュースになってる時点で飽和市場だろうなぁと考え、手は出しませんでした。むしろ、「パロディ小説「蜘蛛の糸」を公開しました」に書いた通り、参入するには遅すぎたなぁという気持ちを「蜘蛛の糸」のパロディ小説にしてみました。
やはり、一番儲かるのは、プラットフォームを提供している企業ですよね。このスタンプならLINEですが、iPhoneアプリならアップル、マーケットプレイスならアマゾン、というように場を提供できる企業が儲かります。マージンで儲けるので、市場はでかければでかいほどいい。また、場を利用する人も市場が大きい方を選びやすいため、2位以下は儲かりにくくなる。それがさらに市場拡大化へのインセンティブを高めます。そうすると川上量生会長「グーグルやアップルはコンテンツ買い叩く」 中編 - withnews(ウィズニュース)にもあるように、クリエイターが儲からない仕組みになってしまいがちなんですよね。
去年の夏には、LINEのスタンプ参入には遅すぎると思っていました。なので、「バーグハンバーグバーグのLINEスタンプ審査の調査記事が、レベルの高い優良広告だった件」にも書いたLINEスタンプの広告記事のレベルが高いなぁと感じたんですよね。これでスタンプが売れたのかはわかりませんが、とりあえず数あるスタンプから埋もれさせないようにするためには素晴らしい戦略だと思ったんですよね。