関根勉の中途採用面接がよかった
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昨日の「芸能人格付けチェック」でやってた、中途採用面接がおもしろかったです。自分が中途採用面接を受けてたこともあり、余計におもしろく感じました。
大物芸能人が「タクシー会社へ就職するために中途採用面接を受ける」という設定で、マナーなどのチェックをするという内容。何人か受けていたけど、その中でも関根勉と和田アキ子の面接内容が真逆で、特におもしろかったですね。
関根勉の面接は、マナーはもちろん、質疑応答も素晴らしい内容でした。「なぜ前の仕事を辞めたのか」という質問に対しては、「若い芸人がたくさん出てきたので、彼らに道を譲って自分は次のステップに行きたい」と前向きな回答。「入社後にどういった活躍ができるか」と聞かれたときには、「芸人としてたくさんのお客さんと1対多で接していた経験を生かし、これからはタクシーの中で1対1でお客さんを喜ばせていく」「得意のモノマネを披露してお客さんを楽しませる」と、具体的で説得力のある内容で回答していました。本人のキャラもあるけど、あれは「採用してしまう」って内容でした。
一方で、和田アキ子の面接はひどい内容でした。就活本に悪い例としてよく挙がっている内容そのものだったんですよね。まず、「自己紹介してください」と言われて、名前を言わない。緊張してるとこういう人もいるとは思ってたけど、まさかテレビで見れるとは。他にも、聞かれてないのに、大酒飲みであることとか暴力のこととか、タクシー運転手としては言っちゃいけないことばかりわざわざ言ってました。謙遜の気持ちから出た言葉なのかもしれないけど、こういう回答を聞いて「採用しよう」って気にはなりません。
「入社後にどんな活躍ができるか」という質問に、「笑顔でお客さんを目的地に届ける」とか「明るくハキハキ応対する」などと答えていました。スタジオでは「当たり前の内容だ」とツッコんでいましたが、僕としてはそれ以前に、「この答え方自体が暗くてボソボソしていて、回答に全然説得力がない」って感じましたね。
「なぜ辞めたか」「入社後何ができるか」は、人によっては答えにくい質問ですが、とても良い例が見れました。