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888文字のブログです

修士課程までにしておいた方が

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これ読みました。読んだら泣けてきました。

大学院? なんや格好ええな、進学するか彡(゚)(゚) - ゴールデンタイムズ

修士からドクター、ポスドクへと進んでいく人の話。話の内容は架空だけど、だいたいこんな感じなんだろうなぁ。主人公は能力が低いのに自己評価は高く、それが話を面白くしている。と見せかけて、逆に悲しくしている。

個人的には、「研究して定期的に結果を出して評価される」ってのは無理ゲーだと感じたのでドロップアウトしたけど、研究の道でやっていこうとする人はすごいと思う。ポストも少ないし、そのポストもなかなか空かないから、教授や准教授になるには、実力以外に運の要素も必要だしね。ちゃんと働いて結果を出さないといけないのに、その見返りは運によって大きく左右されるとなれば、その道を選択するのは厳しすぎます。

企業で研究職に就くという道もあるけど、自分が大学でやってる研究と企業でやってる研究がマッチしてることって、そんなに多くないからなぁ。大学でやる研究はもちろん結果を求められるけど、企業でやる研究は収益性も求められることがほとんどだからね。「で、それやって、何のメリットがあるの?」がより強く求められる。

企業でやる研究には、すぐ商品化に結び付く商品開発のような研究もあるし、基礎研究みたいなのもある。前者は、自分の仕事が世に出て行くのでやりがいを感じられるけど、スピードがシビアに求められてしんどい点もある。後者は、落ち着いてじっくり研究できるけど、それが会社からどういう形で外に出て行くのか見えにくいし、そもそも数年やってきた研究が打ち切られてしまう可能性もある。企業での研究もなかなか厳しい。

じゃあ、研究職以外で企業に就職するか、っていうと、それはさらに難しい気がするんだよね。こういう理由で院に行く人もいるからね。

就活やめて院に逃げようとしているワイ、戦慄 こんなんどないすりゃいいんですか?

この場合、院に行くのは問題を先送りしてるだけかもしれないけどね。企業に就職するんだったら、修士までにしておくのがいいと思う。そこから先は、選択肢の少ない世界になるんじゃないかな。

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