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888文字のブログです

人間か、人間関係か

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都会に住むほうがいいのか。田舎に住むほうがいいのか。

ネットではよく見かける議論です。リアルでは、都会を選ぶ人は都会にいて田舎を選ぶ人は田舎にいるので、両者が出会うことは少ないですが、ネットなら住んでる場所は関係ありませんからね。ネットの方がこういう話は盛り上がるんでしょう。

両者を比較するうえで判断基準とされるもののひとつに、「お金」があります。都会では「住居費が高すぎる」という声がある一方、田舎では「田舎暮らしに必須である車は、維持費が結構かかる」という声もあります。就職先の多さや給料などの収入の観点もあるし、物価やサービスの充実さなどの消費の観点もあり、その人の生活スタイルによって判断は変わってきます。個人的には、住居費は高いけど、利便性で十分ペイできているので、都会の方がいいと思ってますけどね。

そして、もう一つ、比較するうえで重要な観点が、「人間関係」です。都会でも田舎でも、家の周りや学校・会社などでの人間関係からは逃れられませんが、濃度が違うと思います。

都会にはたくさんの人がいて、それが「怖い、苦手だ」と感じる人もいるようですが、別に彼らとは何の関係もありません。利もないですが、害もないです。一方、田舎には都会と比べてれば人の数は少ないものの、関係のある人は一定数いるため、割合は大きくなるんですよね。なので、こういう悩みも出てくるんでしょう。

都市にいたときは、営業でお客様にイライラしても、どっかへぱーっと飲みに行って次の日から頑張ろう!と気合を入れなおすことができていましたが、地方になると飲みに行くところでもお客様に多々遭遇します。 地方の営業マンさんはどうやって生活してるの?

都会でも、会社の近所で飲んでたら知り合いに会うこともありますが、そういう比じゃないんでしょうね。上のような都会と田舎の比較から考えると、「都会にはたくさんの人がいる」というのは、「都会にはたくさんのダミー人間がいる」と言い換えることもできるでしょう。

都会は人口密度は高いですが、田舎は人口に比べて関係のある人の割合が高い。これも、個人的には前者の方がいいなぁと思いますね。

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