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図書館で何をするか、という話

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僕が大学生の時には、図書館というと「自分では買えない専門書がたくさん置いてある場所」という認識でした。大学では数学を専攻していましたが、授業の内容を理解したりレポートの問題を考えるときに、よく数学の本を読んでいました。

専門書は値段が高すぎるので、貧乏大学生には買えません。難易度も高すぎるので、立ち読みで全部理解するのも無理です。また、一冊買えばOKというものではなくて、「この本のこの部分だけ読みたい」とか「この本の説明だとわからなかったけど、こっちの本の説明だとわかる」ということもよくあるので、一つの分野を勉強するときでも数冊の本を読まないといけません。そうすると、ますます買えません。家に置く場所もありません。図書館がなかったら何も勉強できない状況でした(もしくは、破産してました)。

問題を解くための静かな場所としても、図書館は魅力的でした。数学は、他の科学とは異なり、実験装置もいらないし、危険な薬品も必要ありません。紙と鉛筆さえあればどこでもできます。ただ、集中はしないといけません。そうなると、場所は限られてきます。静かな図書館は最高です。1人しかいない場合は、特に。といいつつ、実はスタバとかでも勉強してたので、ある程度どこでもできるんですけどね。家は誘惑がありすぎて集中力が続きませんが。

社会人になった今でも、図書館に行くことはあります。純粋に本を読みに行くことが多いです。小説を読んだり、ビジネス週刊誌を読んだり、ネットやテレビで紹介されていた本を読んだり、普段読まないようなジャンルの本を読んだり。あんまり活字には触れない生活なんですが、たまに活字を注入するために図書館に行くことがあります。家にある、積みっぱなしになってた本を持って、わざわざ図書館で読むこともあります。まわりが読んでるので、その流れに乗って読むということですね。

また、普段抱えてる問題をもんもんと考えたいときに、わざわざ行ったりします。夏は、涼むためという目的と合わせて行くこともあります。

こうして考えてみると、結構図書館を利用してるんですね。年に10回以上は行ってる気がします。

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