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ネタの中に歌を取り入れることについて(R-1ぐらんぷり2016関連)

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昨日に引き続き、今日も、3月6日に放送されたR-1ぐらんぷり2016関連の記事を書くわけなんですが、「イェーイ」でおなじみ(?)のサンシャイン池崎のネタについて。

サンシャイン池崎のネタの途中、文脈にはまったく関係ないけど「イェーイ」が出てくるというだけで、浜崎あゆみの「evolution」を歌いだすシーンがあったんですよね。

浜崎あゆみ エイベックス・トラックス 2001/01/31

あれ、元の曲を知らないと面白さ半減しちゃうよね。元の曲を知らない人が聞いたら、「突然知らない歌を歌い出して、イェイイェイ言い出した」って思うかもしれないけど、元の曲を知っている場合は、あら不思議「突然浜崎を歌い出して、イェイイェイ言い出した」ってなると思うんですよ(変わってない)。まー、元の曲を知ってるほうが、「これから"イェーイ"が来るぞ」っていうのがわかるので、おもしろさはアップすると思うんですけどね。

以前、掃除をしている人に、「♪いらない何も 捨ててしまおう」というメッセージを送ったら、元の曲を知らなかった、ということがありました。この曲は、断捨離ソングとして有名な(注:違います)、B'zの「LOVE PHANTOM」です。

B’z Rooms Records 1995/10/11

この曲を知らない人には、このボケが通じないのか。つらい。「そして私(のボケ)はつぶされる」。

昔に比べて、みんなが知ってる歌って減ってきてると思うんですよね。となると、ネタにできそうな曲というのも、連動して減ってしまいます。ここ数年で「ネタにできそうな曲」といえば、「ドラゲナイ」くらいじゃナイ? 90年代や00年代のはじめのころの曲をネタにしちゃうと、若いお客さんを置き去りにするリスクを背負うことになっちゃうよね。これからどんどんネタを作るのが難しくなりそう。

前に「漫才はどんどんやりにくくなるんじゃないかな」という記事で、「共通の知識や思い出がないと、笑いを作りにくくなるんじゃないか」というようなことを書いたんだけど、歌に関しても言えますね。

この三拍子のネタ、とても面白いんだけど。

もうドリフとかわからないんだろうなぁ。

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