「今日一番運勢が悪いのは、ごめんなさい、○○座のあなた」

血液型と性格の間に何か関連があっても、おかしくはないと思うんですよね。血液と脳との間、脳と性格との間に関連があって、血液型が性格に影響する可能性はあるんじゃないかと思います。まぁ、科学的にも統計的にも否定的な結果を見ることが多いですけど。

ただ、血液型と運勢・運命との関係はない気がしています。血液型も性格も自分の内側の話だけど、運勢は外側の話なので、この2つが関連しているというのは弱いと思うんですよね。緩い因果関係を追っていけば、内部と外部がつながっている、と考えられるかもしれませんが、つながりは弱すぎると思います。

星座と運勢については、さらに関係が弱いと思います。生まれた日がだいたい同じ日という理由だけで、運勢まで同じになるって変じゃないですかね。日本には1億2千万人の人間がいるので、1つの星座当たり千万人いるわけじゃないですか。その千万人が同じ運命って変な気がしませんか。体の内側の話である血液型よりも、ずっと根拠が低い気がします。

といいつつ、とりあえず朝のテレビ番組で占いをやってると、参考までに見ます。見ても、家を出るころには、内容を忘れてるんですけどね。

12星座あると、必ずどれかの星座が最下位になります。「今日一番運勢が悪いのは、ごめんなさい、○○座のあなた」。おそらくこの一言を聞いた時点で、運勢の悪い一日が始まってるんじゃないでしょうか。「今日の悪い出来事：朝から運勢最下位と言われる」と。

占いで一番わからないのは、ラッキーアイテムはどうやって決まるんだろう、ということです。「ミスしそう」とか「すべてがうまくいきそう」とか、今日の運勢はまだいいとして、ラッキーアイテムがすっごいマイナーなものだったりすると、「どんな結果が出たらこういうアイテムに行きつくんだろう」と疑問に思うんですよね。

ラッキーアイテムが「それ、絶対食べないやつ！」みたいなのが出ることもあります。高級なレストランなどに行かないと食べられないような料理。「あぁ、もうこれ言われちゃうと、今日はラッキーになれないんだな」って思っちゃいますね。まぁ、家を出るころには忘れてるんですけど。