ペーパードライバーから脱出し損ねた話
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これを読みました。
「ペーパードライバーあるある」を克服できる10の方法 - デイリーポータルZ:@nifty
僕は大学に入ってしばらくしてから車の免許をとりました。とってすぐのころは何回か運転したんだけど、しばらくすると乗らなくなり、卒業するころにはすでにペーパードライバーになっていました。
就職してしばらくたってから、仕事で車の運転をしないといけない可能性が出てきて、とても困りました。いきなり車の運転を再開するのは危険なので、再度教習所に行きました。
上のサイトにも書いてあるけど、教習所ではペーパードライバー向け教習というのもあるんですよね。その存在に僕はいつ気づいたか忘れましたが、僕はこの教習を受けることにしました。
まず、教習所内でしばらく運転します。スーパースロー運転ながらも、なんとか調子を取り戻し、いよいよ下界へ出発です。
下界は敵ばかりです。通行人は飛び出してくるかもしれないし、チャリが猛スピードで路上を駆け抜けていくし、他の車も容赦なく走ってくるし。まー、でも、昔教習所で言われたような気がする、ミラーチェックと目視をして、一応事故ることなく運転していました。
「広い道路だけじゃなく、狭い道も走っておこう」ということで、1車線の道にも入っていきました。路駐している車があり、また、前からも車が来ていて、順番を譲ったりしていました(自分が先に向こうに行くのはレベルが高い)。
教官は「行っていいよ」というときに「行ってよし」と言う人でした。ちょうど2ちゃんねるで「逝ってよし」が頻繁に使われていたので、「この教官、ちゃねらーかよ」と思いながら運転していました。左折するときに通行人が全員渡り切ったから「逝ってよし」。1車線で対向車が待ってくれてるから「逝ってよし」。全然集中できませんでした。
教官は最後に「こんな教習に来る人は、ちゃんとしてる人だから事故は起こさないんだよ。本当に教習が必要な人は来ないんだ」と言ってました。一理ありますが、僕は事故起こしそうです。
結局、仕事で運転することはなくて、プライベートでも機会がなくて、今では立派なペーパードライバーです。