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死ぬときに答え合わせしたい

🐺

これを読みました。

漫画「やれたかも委員会」 | 吉田貴司 | note

こういうの、死ぬときにまとめて答え合わせしたいよね。

昔、「if もしも」という番組があったのを覚えてる人もいると思います。「世にも奇妙な物語」のあとにやっていたオムニバスドラマです。ドラマの中で、重大な分岐点が出てくるんだけど、Aというシナリオを選んだらこうなる、もしBというシナリオを選んでいたらこうなる、という2つの話を描く、という変わった構成だったんですよね。その分岐点には、タモリが出てきます。

このドラマでは、片方はハッピーエンド、もう片方はバッドエンドというのが多かったけど、そう決まっているわけではありませんでした。両方ハッピーとか両方バッドという回もありました。ドラマはおもしろかったけど、あんまり長い期間はやらなかったんですよね。

このドラマみたいに分岐点に戻るはできないにしても、「このときにこっちの選択肢を選んでいたら、人生変わっていたのに」っていうのを、最後に総まとめできたらおもしろいのになぁ。将棋の感想戦みたいに。

「マークシートの試験でどっちにマークしたか」で変わる人生もあるでしょう。「あのとき、勇気を出して○○していれば、俺の人生は変わっていたのに」と一生後悔して生きてきたけど、実は○○していても何も変わってなかった、ってこともあると思います。何気なく選んだものが、実はベストだったこともあるだろうし、ワーストだったこともあるでしょうね。

他にも、自分では選択していたつもりがないけど、実はいい選択をしていた、悪い選択をしていた、ということもありえます。そもそも、分岐点だったことに気づいていないパターン。「あの道を曲がらずにまっすぐ行ってたら事故死していた」とかね。

「これがフラグだったのか」「あのときのサインは、そういう意味だったのか」そんなことで、喜んだり悔しがったりしてみたい。死ぬときにまとめてまるっと答え合わせしたい。ベストなシナリオを選び続ける難易度の高さに、打ちひしがれたい。

でも、そんなことをして、一体何になるのか。その答えはもちろんこれですよね。

来世に期待!

(888文字)

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