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ブレグジットで、メシマズなイギリスが復活してしまうのか

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先月イギリス旅行に行ってたんだけど、今日はイギリスのメシについて書いてみます。

旅行中、外食で次のようなお店に行きました。

現地に住んでる人に連れて行ってもらいました。値段は日本で似たものを食べるのと比べればやや高いレベルで、味はどの店もおいしかったです。おいしいからか、混んでいる店も多く、特に中華料理の店は満席でした。

よく、イギリスの料理はおいしくないと言われます。確かに、あの有名なフィッシュアンドチップスでさえ、まずい店はあります。フィッシュを持ち上げたら、油がしたたることもあります。フィッシュアンドチップスくらい、まともに作ってくれよ、って感じですが。ロンドンは物価が高く、外食の費用も結構かかるので、さらにそのメシがまずかったときのダメージは相当大きいです。

ただ、店を選べば、おいしい店もあります。少々高くても、おいしければそんなにダメージもないでしょう。

しかし、こうしたおいしい店も、将来なくなっていく可能性はあります。

現地に住んでいる人によると、今まで数週間先まで予約がとれなかった人気のレストランでも、最近ではすぐに予約がとれるようになった、とのこと。

料理店や観光をしていると、たくさんの人を見かけます。その中には、ブレグジット決定後のポンド安を利用した旅行客も多くいます。この旅行客たちがお金を使っていることは、イギリスの景気にいい影響を与えていると思います。

一方、現地に住んでいる人たちの財布のひもは固いようです。「レストランを数週間先まで予約する人」は、現地の人がほとんどでしょう。ブレグジット後を見据えて、彼らが慎重になっていることがわかります。

ブレグジット後、金融パスポートがなくなるなどにより、イギリスでの金融産業が弱まる可能性はあります。お金を使う高所得者が減れば、「値段は少々高いがおいしいレストラン」は撤退していくでしょう。そうなれば、将来メシマズのイギリスが復活してしまうかもしれません。

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