今日も8時間睡眠
888文字のブログです

俺たちは雰囲気で温度設定している

これを読みました。

夏に室温を28度にして軽装で過ごし、消費電力を減らす「クールビズ」について、旗振り役の環境省の関芳弘・副大臣が11日、首相官邸で開かれた副大臣会議で「28度は不快な温度」などと述べる一幕があった。 環境副大臣、クールビズ設定「28度は不快」 : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

このニュースの後で、「発言者は違う人」という別のニュースも見ましたが(「28度は不快」発言は副大臣でないと説明修正 : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE))。

今まで、いろいろな職場で働いてきましたが、全員が「快適な温度だ」と言っている職場は一つもなかったです。女性陣は寒いといい、男性陣は暑いという。細い人は寒いといい、太っている人は暑いという。どこでも同じです。何度に設定しても解決しません。

僕は、冷房で手先が冷えてしまう人です。体は大丈夫だけどキーボードを打つ手は冷たい、ということがよくあります。暑くて不快というよりは、寒くてつらい経験の方が多いかもしれません。

一方で、冬は暖かくて睡魔との戦いになります。夏の温かさとは違って、暖房特有の、空気がもわっとする感じ。この空気が、本当によく眠気を誘ってくるんですよね。

人によっても感じ方は違うし、席によっても空気の流れが違うし、日の当たり方も違うので、ベストな温度設定というのはないと思います。

クールビズで28度にするのが適切だったのかどうかはわかりませんが、少なくとも男性主導の温度設定に歯止めをかけたという点では、大きな効果があったと思います。

男性は暑く感じる人が多い上、外回りをする人の割合も多いだろうから、そういう人たちに温度設定のリモコンを持たせてしまうと、温度は下がる一方です。「寒ければ着込めばいい」という意見もあるかもしれませんが、手先が冷えるつらさは、着てもあまり改善しません。これは僕自身がよく経験してます。また、手先から体が冷えてしまう人もいて、そういう人には、着てもほとんど効果がありません。

何度がベストなのかよくわからないので、僕の職場では雰囲気で温度設定をしています。

(888文字)