ブログサービスの中のすみわけ、情報発信サービスの中のすみわけ
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これを読みました。
【アメブロ×はてな対談】「いま、ブログ伸びてます」 ―オワコン扱いだったブログ再成長の理由|FEATURES
ここの冒頭に、次のように書かれています。
一部からは「対極」とも評される『はてなブログ』と『アメーバブログ』
たしかに。「ブログ」という形式が同じってだけで、カラーは全然違うよね。論壇誌・オピニオン誌と女性誌は、形式としてはどちらも雑誌だけど、僕にはそれ以上の共通点が見えません。このことと似ていますね。
タイトルにある「オワコン扱いだった」というのは、SNSの登場でブログを書く人が減ると考えられていたことから来ています。しかし、もともとユーザーが長文を書く傾向にあったはてなブログはほとんどマイナスの影響を受けず、アメブロもユーザーがSNSとブログを使い分けているのでダメージは少ないとのこと。
むしろ、記事がソーシャルに波及していくことで、より多くの方に読まれるといったプラスの影響のほうが圧倒的だと思います。SNSの拡大が、はてなのプラットフォームをより成長させていると感じています。
最近アメブロを始めてくださったインスタグラマーの方の中には、Instagramを更新する際に「ブログで別ショットを載せています」とか「書ききれない思いはブログで」などと投稿して、ブログをうまく使い分けている方がたくさんいらっしゃいます。
これは、ネットでの活動の拠点をどこにするか、どれくらいの情報を発信したいかをユーザーが選べるようになった、ということでしょうね。昔はネットで何かを発信するにはそれなりにめんどくさい手順が必要だったけど、今はちょっとだけ発信するとか、一部の人向けに発信するとか、たくさん発信するとかが選べるようになった、と。さらに、メインの拠点でない場所は、メインへ引き寄せるための広告の役割りを果たすようになっている、ということなんでしょう。どの拠点でもフルパワーで活動するのは難しいですからね。
ブログサービスの中でもすみわけが進み、情報発信サービスの中でもすみわけが進んでいるんですね。層が大きく違うから、上のような対談も成り立つんでしょうね。
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