今日も8時間睡眠
888文字のブログです

「書きたいときだけ書く」という更新スタンスのブログが、更新されなくなる件について

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はじめは毎日記事をアップしていたのに、途中からそれを止めてしまう、というブログはよくあります。というか、このブログもそうです。当初は毎日更新していましたが、ある時から平日のみの更新となり、今は「8の倍数と8のつく日」の更新となっています(参考:あけましておめでとうございます 2018)。

一般的に、更新頻度が下がる理由は、本業が忙しくなってきたからとか、別にすることができてしまったという理由もあるでしょうが、シンプルに「ネタがなくなってきたから」というのが大きいと思います。ブログを開設した当初に書こうと思っていたネタは、しばらくするとだいたい書き終えてしまいます。そこで、「今後は書きたいネタが出てきたときだけ更新するようにしよう」となりがちです。

ただ、経験上、こういう方針転換をすると、そのブログはほとんど更新されなくなります。記事の書き方を忘れる、記事を書くこと自体がダルくなる、エディタが知らぬ間に新しくなってて書き方がわからなくなる、などということもありますが、ボツネタが増えてしまうという理由もあります。

毎日更新するぞ、と決めていた場合、そこまでよくないネタであっても、記事にしてしまうことはあります。「今日はハズレ回だな」と思いながら書く記事です。「たまにはこういう記事があってもいいよね」と言い訳しながら書く記事です。「実験的なことをするのも大事だ」と意味不明なことを言いながら書く記事です。そして、案外、読まれてしまう記事でもあったりします。

これが、書きたいときだけ更新するスタイルだと、「記事にするほどのレベルじゃない」とか「久しぶりの記事がこんなネタなのはちょっと…」となりがちです。「もっとちゃんとしたネタを、ちゃんとしたレベルで、ちゃんとした分量で書かなければ」。こうして、ボツになるネタが増えてしまいます。

更新頻度を下げる場合は、「書きたいときだけ」とせずに、更新する日を決めてしまったほうがいいと思います。日があくにつれて、再出発するハードルは上がっていきます。締め切りがあると大変ですが、結局、締め切りがないとなかなか動きだせないんですよね。

森鷗外 左右社 2017/10/07
(888文字)