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888文字のブログです

見積もり費用ってだれが負担するべきなんだろう

🛵

特に答えなく書きます。

ある人が誰かに仕事を依頼したいときに、「金額や時間がどのくらい必要か見積もって」と言う場面があります。この見積もり費用はだれが負担するべきなんでしょう。

見積もりやすい仕事内容なら、見積もり費用を無料にしてもいいと思うんですよね。例えば、何かを郵送したい場合に、費用がどれくらいかかるかを見積もるなら、大きさ・重さ・個数、その他オプションから金額は計算できるでしょう。費用を決めるパラメータが少なかったり、調べやすかったりすれば、見積もるコストは小さくなります。

しかし、例えば、何かを修理する、作り直すような案件であれば、話は変わってきます。どこを作り変えるべきかを特定するための調査に、結構なコストが発生することもあるでしょう。そうなると、作業をする側からすれば、このコストは依頼者に負担してほしくなります。

ただ、払う方からすると、まだ何も問題が解決していないのに費用を払うのはイヤだな、という気持ちもあるでしょう。結果的に同じことでも、見積もり費用を単体で請求されるより、最終費用の中に含んでもらった方が払いやすくなる、という気持ちもわかります。

でもだからといって、見積もり費用を最終的な費用に含めて請求すればいいかというと、そうでもないんですよね。見積もりの結果を聞いて、「そんなにかかるなら、この案件自体をボツにしよう」となってしまう可能性もあります。実は複数の先に見積もりを出していて、一番安いところに依頼することにした、ということもあるでしょう。そうなると、最終費用に含める、ということ自体ができません。また、その段階になって、いきなり見積もり費用だけもらうのも難しいでしょう。

販売価格そのものを上げるのも変です。契約してくれた顧客に、逃げていった人たちの負担を押し付けることになるわけですし。

人が動くのだからコストはかかる、だから見積もり費用は請求したい。受注側からすれば、それがまともな発想でしょう。しかし、その業界で無料見積もりが慣例となっていれば、自分だけ請求するのは難しくなります。

では、どうやって負担するのがスマートなんだろうなぁ。

(888文字)